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花咲くいろは 第11話「夜に吼える」

花咲くいろは 第11話「夜に吼える」

 今日は喜翆荘に取材に来た温泉ガイドの発売日。緒花と民子、菜子の3人は、湯乃鷺駅前の売店で読んでみるのだが…。



ネタばれ感想文



 緒花は結果が怖くて自分で読むことができない。民子にまかせて読んでもらった結果は、10点満点中の5点という散々なもの。ついているコメントも古臭いとか否定的なものばかり。
 女将さんはそこで話題を打ち切るのだが、湯乃鷺の温泉組合でもそれは議題に上ることになる。

 女将さん仕込みの完璧なおもてなしをしたことに自信がある緒花は、絶対に雑誌記事の内容に納得がいかない。週末を利用して、東京にある出版社に殴り込みをかけることにする。

 そうして乗り込んだ出版社の編集部。全ては外部のライターが書いたことと責任逃れをされてしまうのだが、そこで必死に食い下がる緒花の熱意が通じたのか、やがて一枚の名刺を渡してくれる。それは、あの記事を書いたライターのもの。そこに書かれていた名前は、松前皐月、緒花の母親の名前だった。


 久しぶりの母親との再会は、その母親を追求するためのもの。喜翆荘に取材にも来ていないのにいい加減な記事を書いたことに憤る緒花だが、偉い人の決めた通りに喜翆荘の評価を下げる記事を書くことも仕事のひとつだと言われてしまう。
 しかし、緒花はその言葉に納得がいかない。これまで幼いころから、母親にかまってもらえないことを我慢してきたのも、それが仕事だと知っていたから。仕方のないことだと思っていた。でもその仕事が人を傷つけるものだったなんて!

 だが母親は冷静に、その仕事でおまえも育ったんだと言い放つ。そして飛び出して行ってしまう緒花。
 それで諦める緒花ではない。プラカードを作り、出版社の前に陣取って、いまの喜翆荘を見に来て記事を書いて欲しいと母親に訴える。しかし母親は首を縦には振らない。

 そんな緒花の携帯電話に、種村孝一からのメールが入る。いま池袋の大型書店でバイトをしているらしい。いろいろと言い訳をつけながら、こうちゃんのバイト姿を見に行く緒花。しかしそこで見せつけられたのは、バイト仲間の女の子と仲良くするこうちゃんの姿だった。

 思わず店を飛び出し、再び出版社の前に戻ってくる緒花。そのうちに雨が降り出してくる。いたたまれない気持ちを抱え、意地を張って雨の中の抗議活動をつづける緒花の前に、バイトを抜け出してきたこうちゃんが現れる。
 そのまま二人でファミレスへと入り、ドリンクバーを注文して話をする二人。しかし、何を話せば良いか分からない。思い切って切り出したのは、バイト先の女の子との仲だった。どうやらこうちゃんは、彼女から告白されたらしい。はっきり返事をしていないというこうちゃんに、相手に対して失礼だという緒花。
 しかしその言葉は自分にも帰ってくる。こうちゃんの告白にはっきり答えていないのは自分も同じだ。そしてまた、こうちゃんの前から逃げ出してしまう。

 雨の中を傘もささずに歩く緒花に、声をかけて来るナンパ男。驚いて雨の中を逃げ出すものの、車のヘッドライトが緒花を追いかけて来る。恐怖に極まった緒花が叫んだ名前は、いったい誰だったのか?その答えが緒花の本心を示している気がする。







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