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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第10話「花火」

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第10話「花火」

 花火の打ち上げを控え、久川鉄道(ぽっぽ)は決起集会の開催を提案する。一方、本間家では、イレーヌたちの葛藤が続いていた。



ネタばれ感想文



 子どもの頃はみそっかす扱いされていたぽっぽは、今は成長した自分の力で本間芽衣子(めんま)を成仏させてやりたいと思い、一生懸命頑張る。宿海仁太(じんたん)はその気持ちを理解しつつも、めんまを成仏させるということをふっきれない。

 その頃、めんまに一方ならぬ思いを抱く二人は、ファストフード店で会っていた。決起集会を前に安城鳴子(あなる)を呼び出した松雪集(ゆきあつ)は、あなるにある提案をする。
 その時、ゆきあつの携帯電話が鳴った。鶴見知利子(つるこ)からだ。彼女は、決起集会にひとりで行こうとしないゆきあつを弱虫となじる。


 結局、秘密基地に集結し、5人全員が決起集会に参加することになった。宴もたけなわとなった頃、ゆきあつが余興をしないかと言いだす。その余興とは、みんなで「あの日」を再現することだった。
 ゆきあつに誘導され、じんたんにあの日と同じ質問をするあなる。そんな二人を、つるこは止めようとするし、じんたんも答えない。しかし、ぽっぽがなぜかじんたんを囃し立て初めてしまった。

 そしてじんたんの答えは、めんまが好きだ。あの日の答えとは違う答えを返したものの、恥ずかしさのあまり秘密基地を飛び出して行こうとするじんたん。それを、それじゃ結果も同じになると引きとめるぽっぽ。そのときめんまは、ただ静かに涙を流していた。


 秘密基地からの帰り道。あなるとつるこは帰途を共にする。好きな人に永遠に振り向いてもらえないと嘆き、つるこにはこの気持ちは分からないというあなるに対し、自分もゆきあつが好きだから分かると告白するつるこ。
 こうして生き残り女子組は共犯者となった。自分たちが好きな人をめんまの呪縛から解き放つために、めんまの成仏を望むという、共犯者に。


 一方、めんまに好きだと言い開き直ったじんたんは、めんまにこのまま成仏せずに残れば良いと告げる。しかしめんまはその誘惑に、成仏しますよ、と答える。その答えには、じんたんの母親の影響があるらしい。


 五者五様の思惑をもって望む、花火の打ち上げの時。めんまの弟も参加し、着々と準備は進んでいく。それぞれ理由は異なるものの、早く打ち上げてめんまに成仏して欲しいと思うゆきあつ、ぽっぽ、あなる、つるこ。それに対し、打ち上げを止めるべきかと悩むじんたん。
 しかしその葛藤の答えが出ないまま、ついに花火は打ち上げられてしまった。茜色の空に色とりどりの花が咲く。

 ああ、めんまも逝ったのか。そう思って振り返ったじんたんが見たのは、花火に喜ぶめんまの姿だった!







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