花咲くいろは 第12話「じゃあな。」
花咲くいろは 第12話「じゃあな。」
雨の中ずぶぬれで、東京の街中、喜翆荘のバンで来た宮岸徹と鶴来民子にピックアップされた松前緒花。ひとまず3人で、ビジネスホテルに泊まることになる。
緒花と民子をベッドに寝かせ、椅子で仮眠をとる徹。夜中に目を覚ますと、緒花がいなかった。探しに出た徹が緒花を見つけたのは、ホテルのロビー。そこで徹は、緒花が落ち込んでいる理由が種村孝一にあることを看破する。
必死に否定する緒花。しかし徹は憎まれ口を叩きながらも、どこか消沈している。捨て台詞を残して部屋へと戻った緒花を、ロビーの影から民子が見ていた。
翌朝。元気になった緒花は、松前皐月を喜翆荘に拉致する作戦を提案。徹は孝一を連れて来ることを条件に、その作戦を了承する。
緒花を送りだした徹と民子は、東京の名店巡りへ。店に着くまではデートみたいだと浮かれていた民子だったが、親子丼に始まり、天麩羅、鰻と続くに至って、青ざめて来る。しかし徹は、飯粒一つ残すな、吐いてでも食って味を覚えろと容赦がない。
一方、携帯がつながらない孝一を探してバイト先の書店にまで押しかけた緒花は、彼のバイト仲間の五十嵐波子に話しかけられる。
波子から改めて、彼女が孝一に告白したこと、緒花を理由に断れたことを知らされ、ショックを受ける緒花。しかし波子は、緒花が孝一に優しさに胡坐をかいていると糾弾する。
第三者から改めて突き付けられ、自分の行動をかえりみる緒花。彼女はこれまで、相手の視点から物事を考えたことがなかったのだ。
色々あって大変だったというのはいいわけ。自分だけがぼんぼっていたわけではない。相手も同じようにぼんぼっていたのだ。それを無視して自分のことだけを通すのは、あまりにも不誠実すぎる。
そういう結論に至った緒花は、孝一を連れていくことを諦め、皐月の拉致も諦めることにする。
その頃、徹と民子はゲームセンターにいた。イライラしながらそれをごまかすためにゲームに没頭する徹を見て、民子はいたたまれない気持ちになる。
そんな瞬間、緒花から電話がかかって来て、拉致作戦の中止を告げられるも、徹の意見でとりあえず皐月に会いに行くことにする。
たどり着いた皐月の会社で待っていたのは、旅行の準備を万端に整えた皐月。急きょ休みが取れたので、喜翆荘に行くというのだ。
4人でバンに乗り込み、喜翆荘へ向かう道すがらのサービスエリアで、緒花と民子、徹と皐月はそれぞれ話し合う。
緒花は民子へのお礼。それに対し、ほとんど徹が提案したことだという民子。しかし、緒花が徹はホントはやさしい人なんだと言うに至って、前言を撤回し、大したことはしていないと言いだす。可愛すぎる。
一方、徹は、なぜ喜翆荘に行く気になったのか、皐月に本音を問いただしていた。東京に戻って来ても緒花を呼べなかった理由、皐月が喜翆荘を飛び出す時に四十万スイに言った言葉と、緒花が皐月に言った言葉が重なり、彼女の足を喜翆荘へと向けさせたのだった。
こうして喜翆荘に、一人の客が宿泊する。
雨の中ずぶぬれで、東京の街中、喜翆荘のバンで来た宮岸徹と鶴来民子にピックアップされた松前緒花。ひとまず3人で、ビジネスホテルに泊まることになる。
ネタばれ感想文
緒花と民子をベッドに寝かせ、椅子で仮眠をとる徹。夜中に目を覚ますと、緒花がいなかった。探しに出た徹が緒花を見つけたのは、ホテルのロビー。そこで徹は、緒花が落ち込んでいる理由が種村孝一にあることを看破する。
必死に否定する緒花。しかし徹は憎まれ口を叩きながらも、どこか消沈している。捨て台詞を残して部屋へと戻った緒花を、ロビーの影から民子が見ていた。
翌朝。元気になった緒花は、松前皐月を喜翆荘に拉致する作戦を提案。徹は孝一を連れて来ることを条件に、その作戦を了承する。
緒花を送りだした徹と民子は、東京の名店巡りへ。店に着くまではデートみたいだと浮かれていた民子だったが、親子丼に始まり、天麩羅、鰻と続くに至って、青ざめて来る。しかし徹は、飯粒一つ残すな、吐いてでも食って味を覚えろと容赦がない。
一方、携帯がつながらない孝一を探してバイト先の書店にまで押しかけた緒花は、彼のバイト仲間の五十嵐波子に話しかけられる。
波子から改めて、彼女が孝一に告白したこと、緒花を理由に断れたことを知らされ、ショックを受ける緒花。しかし波子は、緒花が孝一に優しさに胡坐をかいていると糾弾する。
第三者から改めて突き付けられ、自分の行動をかえりみる緒花。彼女はこれまで、相手の視点から物事を考えたことがなかったのだ。
色々あって大変だったというのはいいわけ。自分だけがぼんぼっていたわけではない。相手も同じようにぼんぼっていたのだ。それを無視して自分のことだけを通すのは、あまりにも不誠実すぎる。
そういう結論に至った緒花は、孝一を連れていくことを諦め、皐月の拉致も諦めることにする。
その頃、徹と民子はゲームセンターにいた。イライラしながらそれをごまかすためにゲームに没頭する徹を見て、民子はいたたまれない気持ちになる。
そんな瞬間、緒花から電話がかかって来て、拉致作戦の中止を告げられるも、徹の意見でとりあえず皐月に会いに行くことにする。
たどり着いた皐月の会社で待っていたのは、旅行の準備を万端に整えた皐月。急きょ休みが取れたので、喜翆荘に行くというのだ。
4人でバンに乗り込み、喜翆荘へ向かう道すがらのサービスエリアで、緒花と民子、徹と皐月はそれぞれ話し合う。
緒花は民子へのお礼。それに対し、ほとんど徹が提案したことだという民子。しかし、緒花が徹はホントはやさしい人なんだと言うに至って、前言を撤回し、大したことはしていないと言いだす。可愛すぎる。
一方、徹は、なぜ喜翆荘に行く気になったのか、皐月に本音を問いただしていた。東京に戻って来ても緒花を呼べなかった理由、皐月が喜翆荘を飛び出す時に四十万スイに言った言葉と、緒花が皐月に言った言葉が重なり、彼女の足を喜翆荘へと向けさせたのだった。
こうして喜翆荘に、一人の客が宿泊する。
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2011-06-19 │ 花咲くいろは │ コメント : 0 │ トラックバック : 2 │ Edit