fc2ブログ
アニメ☆スキスキ ホーム » 神様のメモ帳 » 神様のメモ帳 第1話「彼女について知っている二、三の事柄」


神様のメモ帳 第1話「彼女について知っている二、三の事柄」

神様のメモ帳 第1話「彼女について知っている二、三の事柄」

 藤島鳴海は高校入学前に渋谷へと引っ越してきた。その当日、ホテル街に迷い込んだ鳴海は、ホテルの二階から飛び降りてくる、下着姿の女子高生を目撃する。



ネタばれ感想文



 誰も助けないようとしない周囲を確認し、彼女を助け起こそうとする鳴海。しかしそのとき鳴海は、突然背後から小銃を突きつけられる。
 ゆっくりと上げるその手をねじり上げられ、壁に叩きつけられる鳴海。それをなしたのは、小柄な迷彩服の男だ。しかしもう一人の男がホテル内から頭に怪我をした少年を連れて現れ、そいつに勘違いだと言われ手を離す。そして後から現れたホスト風の男が、彼らと少女、少年を連れて、車で去っていってしまった。

 何も分からないまま入学式を迎え、クラスメイトの誰も覚えることなく、しかし違和感なくとけ込み、日々をやり過ごす鳴海。そんなとき、屋上にいる彼の下にクラスメイトの篠崎彩夏が現れ、無理矢理園芸部に入部させられたあげく、歓迎会と称して彼女のバイト先に連れて行かれることになる。
 そのバイト先とはラーメンはなまる。サラシを巻いた巨乳美女ミンさんが店主をつとめるラーメン屋だ。裏口に引っ張られて行った鳴海は、そこで、迷彩服の男・少佐、テツ、ホスト風の男ヒロと再会する。

 そして何より、そのビルに住むパジャマ姿の少女、ニート探偵を名乗るアリスと出会う。何となく下っ端扱いの小間使いにされてしまった鳴海は、アリスの指示に従って仕事をすることになる。
 その仕事とは、この前であった下着姿の少女・木村未来と、怪我をしていた少年・寺岡智、そして彼らが探している少女・佐久間翔子の行方を捜し、事件を解決すること。そして彼らに依頼をしたのは、平坂組の組長、四代目と呼ばれる男だ。

 鳴海は同じ高校の先輩である木村未来から話を聞くことになり、援助交際まがいの行為をしていたことを秘密にする代わりに、彼女から佐久間翔子について聞き出すことに成功する。
 佐久間翔子は木村未来の憧れの先輩で、成績優秀、眉目秀麗、性格も良しの完璧超人だったらしい。しかし最後にあったとき、彼女はそうやって褒める未来の言葉に激怒し、だから自分を汚してやったのよ、と言い放ち、彼女の前から姿を消してしまった。

 その後、少佐からの報告で、寺岡智が佐久間翔子が行方不明になった日から毎日、大量の氷を購入していることを知り、アリスは事件の真相を見抜く。そして喪服に着替え、死者の代弁者となるために、木村未来のもとへ行くのだった。
 そしてアリスが暴いた真相とは、木村未来にとって意外なものだった。

 人はジグソーパズルのようなもの。部分部分を見ているだけでは、その人の全体を知ることはできない。でも全てをその人に見せているとは限らない。複数の人の証言で全体像が明らかになったとき、初めてその人がどういう人だったのか、誤解なく知ることができるのだ。

 こうして見つかった佐久間翔子の遺体の目元には、なにやら深い隈が出来ている。果たしてこれは何の痕跡なのか。そしてこれがどんな事件を導いていくのか…?




神様のメモ帳 原作本の感想





にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


コメント
非公開コメント

トラックバック

http://animesukika.blog.fc2.com/tb.php/143-59152f41