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輪るピングドラム 第1話「運命のベルが鳴る」

輪るピングドラム 第1話「運命のベルが鳴る」

 高倉冠葉・高倉晶馬・高倉陽鞠は、小さな家で3人きりで暮らしている兄妹だ。家族でご飯が食べられるだけで幸せ。そんなつつましやかな幸せに浸る3人。しかし、彼らに課せられた運命は厳しい。



ネタばれ感想文



 陽鞠の余命はあと数カ月。いつなくなってもおかしくない状況らしい。終末医療の一環として、自宅療養のかたちをとることになったのだろう。だが彼らは、そんな厳しい運命も感じさせず、明るく笑って暮らしている。

 ここで、高倉家の外を通る小学生の会話。宮沢賢治「銀河鉄道の夜」について語っているようだ。リンゴがあらわすものについて、熱く語っている。

 今日は退院祝いの陽鞠デーということで、陽鞠の好きなことをしても良いらしい。むかし、みんなで水族館に行ったことを思い出した陽鞠は、3人で水族館に出かけることを提案する。
 荻窪から丸ノ内線で池袋へ。電車の中では、昔、冠葉がラッコのものまねをしていたことが話題になる。それを囃し立てる晶馬に、冠葉は晶馬もタツノオトシゴのものまねをしていたことを陽鞠にお思い出させ、彼女の気をそらすことに成功。

 そうしてたどり着いた水族館で3人がペンギンを見ているときに、冠葉のところに電話がかかってくる。晶馬曰く、女の子にだらしない冠葉の相手の誰かからの電話らしい。席をはずす冠葉。
 残された二人はペンギンを見続けていたが、親子連れ3人が現れ、それをじっと見ている陽鞠に気づいた晶馬が、お土産物を買いに行くことを提案する。

 お土産物売り場へ向かう二人を見つめる視線。それを感じた晶馬は振り返るが、誰もいない。気のせい?
 お土産物売り場では、結局、ペンギンの女王様チックな帽子を買うことに決定。その支払いをしているところに、冠葉が戻って来て、陽鞠がいなくなっていることに気づく。

 その時、遠くから、救急車を呼ぶ声がする。女の子が広場に倒れているらしい。慌てて駆けだす二人。そしてその心配の通り、人だかりの中心に倒れていたのは、青白い顔をした陽鞠だった。


 救急車で病院に運ばれるも、手当むなしく亡くなってしまう陽鞠。霊安室で冷めたことを言う冠葉に晶馬がつかみかかった時、奇跡は起きた。陽鞠が目を覚まして起き上ったのだ。おののくふたり。
 しかし陽鞠の様子はどこかおかしい。まるで女王様のような口調だ。しかし帽子が取れた途端、いつもの陽鞠に戻る。
 その後、奇跡的な回復を見せた陽鞠は無事に退院。いままで通りの暮らしが戻ったはずだった。

 だが、朝っぱらから高倉家に届いたクール便の荷物が彼らの生活を変える。そこから現れたのは、人語を解するペンギンだった。
 そして再び陽鞠の様子がおかしくなり、彼らは不思議な空間に誘われる。そして陽鞠は、彼らにピングドラムを探す様に告げ、陽鞠を生き返らせた奇跡の代償を支払うように言う。

 こうして彼らの、普通ではない生活が始まる…のか?







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