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ダンタリアンの書架 第1話「仕掛け絵本」

ダンタリアンの書架 第1話「仕掛け絵本」

 戦場帰りの飛行機乗り、ヒュー・アンソニー・ディスワード卿、通称ヒューイは、祖父の遺言により、郊外の邸宅へと向かっていた。そこには、世に出るべきではない90万666冊の幻書を封印した、ダンタリアンの書架があるという。彼はその管理を任されたのだ。



ネタばれ感想文



 ヒューイには、子どもの頃に誰かからもらった、鍵がある。その鍵が何の錠のものなのか、ヒューイはずっと探していた。もしかするとそれは、祖父の邸宅にあるのかもしれない。そんな予感が、彼を祖父の遺言に従わせた。
 邸宅に着いて見ると、埃が溜まった床には、何かを引きずったような痕がある。その痕を追っていくと、そこにはまるで人形のように美しい少女と、大量の書籍があった。彼女が祖父の遺書にあったダリアンなのだ。

 そのダリアンに罵倒されながら、砂糖をまぶした揚げパンをくれていると、ヘンリー・コンラッド氏からの遣いが訪れる。ヒューイを招待しに来たのだ。
 コンラッド宅に向かおうとするヒューイについていくというダリアン。それもそのはず、コンラッド氏には、ヒューイの祖父ディスワード子爵を殺した強盗を雇い、その書籍を奪ったという疑いがあるのだ。

 ところが、コンラッド亭には明かりも人気もなく、不思議な静けさを保っている。そのとき、ヒューイたちの耳に届いたのは、案内人の悲鳴だ。
 駆けつけてみるとそこには、ナイフで一突きにされ息絶えた案内人の姿が。そしてその命を奪った凶刃は、ヒューイたちにも襲い掛かる。

 護身用に持っていた拳銃で一撃のもとに倒すヒューイ。しかし道化師の姿をした賊は、煙のように消え去ってしまった。そして次には、獅子が彼らに襲い掛かってくる。まるでサーカスから飛び出してきたように。そう、これが仕掛け絵本の幻書の力なのだ。
 幻書を封印するために書斎へ向かうヒューイとダリアンの前に、今度はドラゴンが現れる。ドラゴンブレスに襲われたヒューイたちは絶体絶命。そんなときヒューイは、自らの身を囮にして、ダリアンを書斎に向かわせようとする。

 その覚悟に何かを認めたのか、ダリアンはヒューイに鍵を出すように言う。ヒューイが昔から持っている鍵だ。そしてその契約の言葉を読むように言う。「我は問う、汝は人なりや?」と。
 それに応えたダリアンには錠前が生じ、ヒューイはその鍵を差し込む。こう見るとかなりエロい描写だな。まさに挿入という感じ。

 するとダリアンの壺中天が開き、そこから一冊の幻書が現れる。そう、ダリアンこそがダンタリアンの書架だったのだ。
 その幻書の力を使い、ドラゴンを打ち倒すヒューイ。そして、仕掛け絵本の幻書は無事に封印された。




ダンタリアンの書架 原作本の感想





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