セイクリッドセブン 第3話「クレイジーナイト」

セイクリッドセブン 第3話「クレイジーナイト」

　丹童子アルマの力をコントロールするために、990万ポンドも投入してイシを競り落とす藍羽ルリ。その頃、執事の鏡は、研美悠士博士の護衛を行っていた。

ネタばれ感想文

　そこに襲い掛かってくる、最高級のセイクリッドの力を持つ輝島ナイト。鏡のスーツを圧倒し、アスファルトをすり抜けて周囲のものを操るなどして、研美博士に迫る。
　一方、アシの気配を感じたアルマは、その現場へと向かっていた。そこで見たのは、謎のイシの力を使って変身した研美博士を殺そうとする輝島ナイトの姿。しかし、介入した藍羽財団のヘリからのミサイル攻撃を受け、輝島ナイトは逃亡してしまう。

　ミサイル攻撃とアシの副作用で気絶したものの、ルリの屋敷で目を覚ましたアルマ。そこでは研美博士とルリの会談が行われていた。研美博士の所属する機関から逃走した、輝島ナイトと劉翡翠（ラウ・フェイゾォイ）を捕獲する手助けをして欲しいと博士は言う。
　本来ならばルリはあまり関わりたくはないのかもしれないが、機関外でセイクリッドの力を保有するルリには何か弱みがあるのかもしれない。そのことをついた博士の緩やかな脅迫に応じ、彼に協力することになる。


　輝島ナイトは完全なアシ化を防ぐために薬を服用している。その手持ちが少ない彼は、その薬を奪うために機関を襲撃するはず。そんな予測に基づいて、研美博士の警備を強化する鏡たち。そしてそこに、輝島ナイトが襲撃をしてくる。
　屋上で警戒していた鏡は、輝島が放ったアシに足止めされ動けない。壁をすり抜けて施設へ侵入した輝島は、薬をエサに誘い込まれ、研美博士の部下の金田に、火攻め・水攻め・電撃攻めの目にあわされる。

　そしてそこからようやく抜け出した先に待っていたのは、研美博士のSPの少女。全くやる気のない風情だが、謎のイシを使って変身し、輝島を拘束しようとする。その網を破り、なんとか研美の前へと現れる輝島だが、その攻撃を阻止したのはヨシとなったアルマ。
　床をすり抜けて脱出する輝島に対し、能力を発動して追随するアルマ。ようやく二人で話が出来る環境が整い、輝島の思惑を問いただそうとしたアルマを妨害するようなタイミングで、変身したSPの少女の凍結弾による攻撃が決まる。

　しかしそれすらもあやうげなく切り抜け、屋上へと向かう輝島と、その足を掴んで離さないアルマ。そこに機関の構成員たちからの容赦ない銃撃が加えられる。そしてそれは、アルマにも向けられていた。
　思わず手を離したアルマに対し、目的を完遂せずに脱出した輝島。次に輝島が打って来る手とは？そして研美の本当の姿とは？


　SPの少女があまりにも狙いすぎていてイイ！あとはちゃんと名前をつけてあげてね。