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ダンタリアンの書架 第2話「胎児の書」

ダンタリアンの書架 第2話「胎児の書」

 祖父ウィズリー宛に来た依頼を受け、郊外の洋館へと向かうヒュー・アンソニー・ディスワード卿、通称ヒューイ。そこにいたのは、エステラ・リルバーンという若い女性だ。祖父の蔵書を整理するのを手伝って欲しいという。



ネタばれ感想文



 作業に入ったヒューイと、珍しい本を読んでご満悦のダリアンの許に、マーティン・ギースという男性がやってくる。エステラの後見人らしい。
 エステラをこんな郊外に閉じ込めることに憤りを隠せないヒューイに対し、それは誤解だというギース。彼が彼女をここに閉じ込めているわけではなく、呪いのせいだという。

 エステラはこれまで何度も婚約をしてきたが、その婚約者は例外なく殺され、また、彼女の父母や使用人の何人かも殺されているという。そして彼らは例外なく、エステラを外に連れ出そうとした人物らしい。
 呪いの幻書。そんな呪いなどないというダリアンだが、怖いのかヒューイの部屋からは決して出ていかない。そんなとき、外からギースの断末魔が聞こえて来る。

 慌てて外に飛び出すダリアンとヒューイ。彼らが見たのは、惨殺されるギースと、血まみれで立つエステラ、そして巨大な化物の姿だった。
 銃撃でそれを追い払い、エステラに声をかけるヒューイ。だがその受け答えは、どこか奇妙だ。

 翌朝、幻書を探すことにするヒューイとダリアン。そこにエステラがランチをもってやってくる。その態度は、これまでの他人行儀な態度から一転、とても親しげなものに変わっている。
 そのことを奇妙に思い、これまでと同様に接するヒューイだが、彼がずっとこの屋敷にいてくれないと知った途端、エステラの態度が豹変する。そしてヒューイにそっと近づき、抱きついたエステラは、ヒューイの腹にナイフを突き立てるのだった。

 そして現れたのが昨日と同じ怪物。それは「胎児の書」が作りだしたゴーレムだ。エステラの祖父が、エステラの犯罪の痕跡を消すという命令をゴーレムに与え、いまも実行しているらしい。
 それに対処しようとするヒューイだが、腹を刺されても何ともない様に見える。それもそのはず。事前にダリアンが彼のコートに本を差しこんでいたのだ。

 ダリアンにより扉を開く権利を与えられたヒューイは、2冊の幻書を手にする。




ダンタリアンの書架 原作本の感想





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