神様ドォルズ 第1話「神は来たりて」
神様ドォルズ 第1話「神は来たりて」
平凡な大学生に見える枸雅匡平は親睦会で酔いつぶれてしまい、密かに思いを寄せる史場日々乃に介抱してもらう。目覚めた匡平たちが仲間と合流しようとエレベーターを呼ぶと、そこには切り裂かれた人間の死体があった。そしてその家紋には見覚えが…。
警察を呼び、今夜は帰宅することにした匡平は、日々乃を近くの駅まで送っていく。そして自分も家へと帰るのだが、その道すがら、昔感じたことがあるような奇妙な気配を感じる。
不安を抱えながら走ってマンションへとたどり着き、エレベーターに乗り込んだ匡平の前に現れたのは、球と円筒から成るフォルムを持つ、不思議な存在。しかしそれは匡平にとっては見慣れたもの。案山子・玖吼理だ。
そして玖吼理がいるということは、その隻も一緒にいるということ。開いた扉の前にいたのは、匡平の妹、枸雅詩緒がいた。
案山子は門外不出で、空守村の外に出ることはないはず。その禁を破って東京にいる理由を詩緒に問い糺した匡平は、その口から阿幾の名前を聞く。村の中の座敷牢に幽閉されているはずの、幼なじみの名前を。
そしてその時、高層階にある部屋の外から、阿幾の声が聞こえて来る。と思うと、窓が破壊され、彼が中へと侵入し、匡平を押し倒して、案山子を使って組みふせる。
それに対し詩緒が対抗しようとするのだが、全く相手にならない。それどころか足をからめとられた詩緒は、窓の外に投げ出されてしまう。慌てて玖吼理がそれを追う。
部屋の中には匡平と阿幾が残され、緊迫感が高まっていく。その時、玖吼理に乗って戦線に復帰した詩緒は、上空から匡平の部屋に向かって、玖吼理の目からビームを発射した!
当然、部屋は大爆発。警察の御厄介になった匡平たちを迎えに来たのは、同郷である日々乃の父だった。そして、お社の命令で、彼らを自宅に泊めることになったという。
いきなり同級生と同居ということはともかく、お社やなにやら、日々乃には全く事情が呑み込めない。その事を問いただす娘に対し、父はため息をひとつつくと、事情の説明を始める。百聞は一見にしかずということで、詩緒に玖吼理を出す様にお願いするのだ。
案山子とは神様の抜け殻。それを操る人間が隻。彼らの出身地である空守村は、ずっとその案山子を大切に崇めて来たのだという。
こうして匡平と日々乃はひとつ屋根の下で暮らすことになった。しかし、ラブコメ展開になるには不安要素があり過ぎる。彼らの知らないところで、空守村の人間に引き渡したはずの阿幾は、再び逃走を果たしていたのだった。
平凡な大学生に見える枸雅匡平は親睦会で酔いつぶれてしまい、密かに思いを寄せる史場日々乃に介抱してもらう。目覚めた匡平たちが仲間と合流しようとエレベーターを呼ぶと、そこには切り裂かれた人間の死体があった。そしてその家紋には見覚えが…。
ネタばれ感想文
警察を呼び、今夜は帰宅することにした匡平は、日々乃を近くの駅まで送っていく。そして自分も家へと帰るのだが、その道すがら、昔感じたことがあるような奇妙な気配を感じる。
不安を抱えながら走ってマンションへとたどり着き、エレベーターに乗り込んだ匡平の前に現れたのは、球と円筒から成るフォルムを持つ、不思議な存在。しかしそれは匡平にとっては見慣れたもの。案山子・玖吼理だ。
そして玖吼理がいるということは、その隻も一緒にいるということ。開いた扉の前にいたのは、匡平の妹、枸雅詩緒がいた。
案山子は門外不出で、空守村の外に出ることはないはず。その禁を破って東京にいる理由を詩緒に問い糺した匡平は、その口から阿幾の名前を聞く。村の中の座敷牢に幽閉されているはずの、幼なじみの名前を。
そしてその時、高層階にある部屋の外から、阿幾の声が聞こえて来る。と思うと、窓が破壊され、彼が中へと侵入し、匡平を押し倒して、案山子を使って組みふせる。
それに対し詩緒が対抗しようとするのだが、全く相手にならない。それどころか足をからめとられた詩緒は、窓の外に投げ出されてしまう。慌てて玖吼理がそれを追う。
部屋の中には匡平と阿幾が残され、緊迫感が高まっていく。その時、玖吼理に乗って戦線に復帰した詩緒は、上空から匡平の部屋に向かって、玖吼理の目からビームを発射した!
当然、部屋は大爆発。警察の御厄介になった匡平たちを迎えに来たのは、同郷である日々乃の父だった。そして、お社の命令で、彼らを自宅に泊めることになったという。
いきなり同級生と同居ということはともかく、お社やなにやら、日々乃には全く事情が呑み込めない。その事を問いただす娘に対し、父はため息をひとつつくと、事情の説明を始める。百聞は一見にしかずということで、詩緒に玖吼理を出す様にお願いするのだ。
案山子とは神様の抜け殻。それを操る人間が隻。彼らの出身地である空守村は、ずっとその案山子を大切に崇めて来たのだという。
こうして匡平と日々乃はひとつ屋根の下で暮らすことになった。しかし、ラブコメ展開になるには不安要素があり過ぎる。彼らの知らないところで、空守村の人間に引き渡したはずの阿幾は、再び逃走を果たしていたのだった。
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2011-07-25 │ 神様ドォルズ │ コメント : 0 │ トラックバック : 2 │ Edit