神様ドォルズ 第3話「攻め来たるは…」

神様ドォルズ 第3話「攻め来たるは…」

　喫茶店でお手伝いをする詩緒は、ちょっと、いや、かなり失敗をするけれど、でも頑張ってはいる。そんな彼女の前に現れたのは、日々乃の友人、スオーちゃん。

ネタばれ感想文

　詩緒をお人形さんみたいに可愛がるスオーちゃんに、詩緒はちょっとおかんむり。でもスオーちゃんがケーキをおごってくれるというと、すぐに機嫌が良くなっちゃう。
　でもスオーちゃんはそんな親切な人ではなかった！ケーキを美味しそうに食べる詩緒を見て、おなかにお肉がつくと脅しをかける。

　そんな和やかさの延長で、詩緒と日々乃は二人でお出かけをすることに。お台場に行って海の中で玖吼理の操縦特訓を行うのだけれど、ヘドロの底から廃車を掘り起こしたりして、ちょっとした騒動になってしまう。
　一方、バイトで一緒に来れなかった枸雅匡平は、急いで史場日々乃たちの許へと向かっていた。そんな彼の前に、阿幾が現れる。

　阿幾にハンバーガーをおごった匡平は、阿幾に村へと戻るように頭を下げる。しかし阿幾は、そんな匡平の不抜けた態度を見て、怒りをあらわにする。俺と同じ道を行く人間が、何も知らないふりで生きようとするな、と。
　そこに突然、見知らぬ案山子の攻撃が来る。空守村で枸雅家と権力を二分する日向家の勾司朗だ。彼は阿幾を捕まえにやってきたという。

　一撃から逃れた阿幾を追って姿を消そうとする勾司朗に、匡平は状況を問いただそうとする。しかしその匡平に対し、勾司朗は鋭利な物を突き付け、堅気になりたいのなら何もするな、と言い捨てる。それに何もできない匡平。
　その頃、詩緒の前にも謎の人物が姿を現していた。その人物はトラックを首都高から落下させ、詩緒に攻撃を仕掛ける。その攻撃を玖吼理でしのぐ詩緒。しかし襲撃者も姿を消してしまう。

　そして勾司朗は阿幾を追い詰めていた。その案山子戦を目撃するのは、空張久羽子だ。そしてその渦中に飛び込んでいく。
　何らかの決着があり、屋上では勾司朗と詩緒を襲撃した人物が顔を合わせていた。その人物、詩緒とそっくりの顔をした桐生は、日向家の隻らしい。一方、気絶した阿幾は、空張久羽子に連れ去られていた。