BLOOD-C -ブラッドシー- 第5話「めぐりあひて」

BLOOD-C -ブラッドシー- 第5話「めぐりあひて」

　昨夜の戦いの現場を訪れ、その痕跡が何もないことに混乱してしまう更衣小夜。そこに声をかけたのは、カフェ・ギモーヴのマスター七原文人だ。彼に悩みを相談し、少しすっきりした後は、再び古きものとの戦いに臨むことになる。

ネタばれ感想文

　小夜が頬を赤らめる描写というのはかなりレアな気がする。文人は何を知っているのだろう？

　そして今回の古きものは人型で錫杖の扱いが上手く、小夜をもてあそぶ。そこに、一般人の女性が現れ、使い魔の様な小物に襲われてしまう。
　小夜は彼女を助けるのだが、血まみれの小夜を見て、その女性は怖がって逃げてしまう。恐怖の前には、どんな事実も消し飛んでしまうのだ。

　古きものは人と彼らの約定を守らぬ罰だというが、小夜には何のことかわからない。


　翌日。雨で自習の時間となった体育は、怪談大会に様変わりする。求衛ねねの求めに応じ、この町の怪談を語り始める担任の筒鳥香奈子だが、その話は古きものの話だった。
　話の途中、人間が古きものに対してした決意のくだりで、小夜は頭痛を感じ倒れてしまう。それを助け起こす時真慎一郎。

　その夕方、小夜の神社に求衛ねねが訪ねて来る。小夜が倒れたのは自分のせいかもしれないと思ってだ。それを否定する小夜。
　その時、ねねの後ろから突然、古きものが現れた！


　眼の色が変わると強くなる小夜の秘密と、古きものとの約定の関係。謎の犬の役割。秘密を知っていそうな小夜の周辺の人物たち。
　徐々に色々なパーツが揃って来た印象がある。