セイクリッドセブン 第6話「ワンモアナイト」
セイクリッドセブン 第6話「ワンモアナイト」
経済の授業中の丹童子アルマに、折り紙の手裏剣が投げつけられる。辺りを見回すと、投げたのは鏡誠らしい。ジェスチャーで折り紙を開けといっている。手裏剣を解き、ふたつに分かれた一方の髪を開くと、そこに書かれていたのは!
「お昼を一緒に食べませんか?」
えー、鏡って丹童子のことを…という目でも一度鏡を見ると、もうひとつの方を開けと必死でジェスチャーをしている。そちらに書いてあるのは…。
「アルマさんの分もお弁当を作ってきました。 藍羽ルリ」
ルリからの手紙を鏡が代理で投げただけだったらしい。ホッ。
しかしよく考えてみると、女の子からお弁当に誘われるなんて、アルマにとっては全く慣れていないこと。少しもホッとできない。緊張と混乱と恥ずかしさが極限に達したアルマは、授業を抜け出して屋上に行ってしまう。
屋上でアルマが寝ていると、その顔の近くにぶら下がるクルクルヘアーが2本。ルリだ。背後には、大きな包みと小さな包み、アルマと自分の分のお弁当を持っている。
しかしルリの近しい距離感に慣れないアルマは、そのルリの好意を緩やかな拒絶で遮り、未練タラタラながら、ルリも去っていってしまう。めんどくさい。
アルマから言われた「めんどくさい」という言葉を気にして悩むルリ。わたしって、めんどくさい女の子なのかな?いやまあ、たいがいめんどくさいです。
鏡は鏡で、鉱石部の山口揚羽や赤崎七海から迫られ、めんどくさい思いをしていた。彼のつぶやく、しちめんどくさいという言葉に刺激されるルリ。やっぱりめんどくさい。
理事会への途上、橋に差し掛かったところで、余所見をしていた鏡は、目の前に子どもが飛び出していることに気づく。慌てて急ブレーキを踏むと、車の外に飛び出し、その子どもに声をかける。
ハンティング帽を目深にかぶっているその子どもは、長い髪を帽子の中に押し込んでいる少女のようにも見えるが、あやうく引きそうになってテンパる鏡は、その不審さにも気づかない。
鏡が外で喜劇を繰り広げている間、車中ではルリが輝島ナイトに襲われていた。アシ化を食い止める血清を作るために、ルリを拉致して血液供給工場にしようというのだ。そして外にいるのは陽動作戦遂行中の、劉翡翠(ラウ・フェイゾォイ)だったのだ。
子どもが立ち去った後、車中で鏡が見たのは、いないルリと真っ二つに割られた鬼瓦。鏡は慌ててメイド隊に捜索の指示を出す。
一方、ルリ拉致の情報を聞いた研美悠士博士と金田は、それに輝島ナイトが関わっていることを見抜いていた。そして次にナイトが襲うのは、丹童子アルマであるということも。そしてSPのむちむち少女に出動を依頼する。
鏡から真っ二つになった鬼瓦を受け取ったアルマは、それが何かを目撃しているかも知れないと考え、大量の接着剤で鬼瓦の復元を試みる。そのときに頭に浮かぶのは、自分の言葉で屋上から去っていくルリの姿と、ルリがいなければアシ化してしまうかも知れないという恐怖…。
ルリが拉致されたにもかかわらず、自分の身の心配しかできない自分の小ささに嫌気がするアルマ。そこに、ナイトの反応を感じ取る。
アルマ宅の裏山では、ナイトとむちむちSPが戦闘を繰り広げられていた。集まってくる研美や鏡たち。そして戦闘音が静まった彼らの前に現れたのは、左手に傷を負ったむちむち少女と、ナイトに発信器を取り付けたという報告だった。
輝島ナイトたちに機関が行ってきたことの片鱗が明らかになってくる。来週はおそらく、虜囚となったルリを通じて、さらに細かい真実が明らかになってくるだろう。
そして、この事態を利用してアルマを篭絡しようとする研美たちが行っている本当のこととは、何なのだろう?
アルマに積極的に近づくルリだけど、あからさまな好意すぎてアルマには到底受け入れられる純度ではない。もともと人に嫌われていることに慣れているアルマには、好かれるということ自体がハードルの高いことなのだと思う。
お弁当を断られて去るルリも、かわいそうと言うよりはめんどくさいなあ、という印象を与える去り際の姿を見せてくれる。彼女も駆け引きとかそういうのは得意じゃないんだろうなあ。
経済の授業中の丹童子アルマに、折り紙の手裏剣が投げつけられる。辺りを見回すと、投げたのは鏡誠らしい。ジェスチャーで折り紙を開けといっている。手裏剣を解き、ふたつに分かれた一方の髪を開くと、そこに書かれていたのは!
「お昼を一緒に食べませんか?」
えー、鏡って丹童子のことを…という目でも一度鏡を見ると、もうひとつの方を開けと必死でジェスチャーをしている。そちらに書いてあるのは…。
ネタばれ感想文
「アルマさんの分もお弁当を作ってきました。 藍羽ルリ」
ルリからの手紙を鏡が代理で投げただけだったらしい。ホッ。
しかしよく考えてみると、女の子からお弁当に誘われるなんて、アルマにとっては全く慣れていないこと。少しもホッとできない。緊張と混乱と恥ずかしさが極限に達したアルマは、授業を抜け出して屋上に行ってしまう。
屋上でアルマが寝ていると、その顔の近くにぶら下がるクルクルヘアーが2本。ルリだ。背後には、大きな包みと小さな包み、アルマと自分の分のお弁当を持っている。
しかしルリの近しい距離感に慣れないアルマは、そのルリの好意を緩やかな拒絶で遮り、未練タラタラながら、ルリも去っていってしまう。めんどくさい。
アルマから言われた「めんどくさい」という言葉を気にして悩むルリ。わたしって、めんどくさい女の子なのかな?いやまあ、たいがいめんどくさいです。
鏡は鏡で、鉱石部の山口揚羽や赤崎七海から迫られ、めんどくさい思いをしていた。彼のつぶやく、しちめんどくさいという言葉に刺激されるルリ。やっぱりめんどくさい。
理事会への途上、橋に差し掛かったところで、余所見をしていた鏡は、目の前に子どもが飛び出していることに気づく。慌てて急ブレーキを踏むと、車の外に飛び出し、その子どもに声をかける。
ハンティング帽を目深にかぶっているその子どもは、長い髪を帽子の中に押し込んでいる少女のようにも見えるが、あやうく引きそうになってテンパる鏡は、その不審さにも気づかない。
鏡が外で喜劇を繰り広げている間、車中ではルリが輝島ナイトに襲われていた。アシ化を食い止める血清を作るために、ルリを拉致して血液供給工場にしようというのだ。そして外にいるのは陽動作戦遂行中の、劉翡翠(ラウ・フェイゾォイ)だったのだ。
子どもが立ち去った後、車中で鏡が見たのは、いないルリと真っ二つに割られた鬼瓦。鏡は慌ててメイド隊に捜索の指示を出す。
一方、ルリ拉致の情報を聞いた研美悠士博士と金田は、それに輝島ナイトが関わっていることを見抜いていた。そして次にナイトが襲うのは、丹童子アルマであるということも。そしてSPのむちむち少女に出動を依頼する。
鏡から真っ二つになった鬼瓦を受け取ったアルマは、それが何かを目撃しているかも知れないと考え、大量の接着剤で鬼瓦の復元を試みる。そのときに頭に浮かぶのは、自分の言葉で屋上から去っていくルリの姿と、ルリがいなければアシ化してしまうかも知れないという恐怖…。
ルリが拉致されたにもかかわらず、自分の身の心配しかできない自分の小ささに嫌気がするアルマ。そこに、ナイトの反応を感じ取る。
アルマ宅の裏山では、ナイトとむちむちSPが戦闘を繰り広げられていた。集まってくる研美や鏡たち。そして戦闘音が静まった彼らの前に現れたのは、左手に傷を負ったむちむち少女と、ナイトに発信器を取り付けたという報告だった。
輝島ナイトたちに機関が行ってきたことの片鱗が明らかになってくる。来週はおそらく、虜囚となったルリを通じて、さらに細かい真実が明らかになってくるだろう。
そして、この事態を利用してアルマを篭絡しようとする研美たちが行っている本当のこととは、何なのだろう?
アルマに積極的に近づくルリだけど、あからさまな好意すぎてアルマには到底受け入れられる純度ではない。もともと人に嫌われていることに慣れているアルマには、好かれるということ自体がハードルの高いことなのだと思う。
お弁当を断られて去るルリも、かわいそうと言うよりはめんどくさいなあ、という印象を与える去り際の姿を見せてくれる。彼女も駆け引きとかそういうのは得意じゃないんだろうなあ。
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2011-08-07 │ セイクリッドセブン │ コメント : 0 │ トラックバック : 1 │ Edit