ダンタリアンの書架 第6話「魔術師の娘」
ダンタリアンの書架 第6話「魔術師の娘」
ヒュー・アンソニー・ディスワード卿の許を、軍隊時代の部下アルマンが訪れる。高級娼婦のヴィオラに求婚したところ、その条件として幻書"火蜥蜴の刻印の書"を求められたため、ヒューイの許を訪れたらしい。その話を聞いて顔を思いっきりしかめて「またですか?」というダリアン。
アルマンと共にヴィオラの許を訪れたヒューイ。ダリアンはヴィオラに、彼女が条件を出した男たちがヒューイの元を訪れるせいで、睡眠不足になったと苦情を言う。
ロード・モスキンには"慧者の石板"、サー・バルボアには"燃える黄金珠の集成"、グランヴィル兄弟には"殷王神鑑""龍樹の玉稿"を求めたヴィオラ。彼女曰く、彼女を襲う何者かから身を守る為には、その5冊の幻書が必要らしい。
その言葉を裏付けるように、有翼の怪人がヴィオラを襲う。ボーっとして変なポーズをしているアルマンを蹴り飛ばして避けさせ、銃撃を加えるヒューイ。
次の襲撃は、次回の満月だというヴィオラの言葉を受け、ヒューイとダリアンは帰っていく。
そして満月の夜。竹取物語の帝のように、多数の警備兵を手配してヴィオラを守る体制が整えられた。しかしその防御をあざ笑うかのように、メルガル伯爵を名乗る魔術師が空中から現れる。
銃撃をものともしない彼は、多数の警護兵に魔術をふるい、血液を沸騰した水銀に変えて殺してしまう。
求婚者5人は、金で幻書を手に入れてヴィオラを守ろうとするが、それらは全て偽者だった。彼らの妨害を容易に排除し、ヴィオラを拉致しようとするメルガル伯爵。そんな彼に、ヴィオラは「お父様」と呼ぶ。ヴィオラは彼が作り上げたホムンクルスだったのだ。
圧倒的に不利な状況で抗うすべが無いと理解しながらも、ヴィオラの前に立ち、彼女を守ろうとする求婚者5人。そんな彼らに幻書は応え、ダリアンはヒューイに扉を開く権利を与える。
そうして現れた5冊の幻書。"火蜥蜴の刻印の書"はいかなる炎をも封じる耐火の紋章を宿し、"慧者の石板"は幻術によるまやかしを無効化する。"燃える黄金珠の集成"は燃える重金属の砲弾を錬成し、"殷王神鑑"は戦いの傷を癒し、"龍樹の玉稿"は幻術による仮初の死者を蘇生させる。
こうしてメルガル伯爵の出した被害は全てキャンセルされ、もはや彼らを傷つける術も持たない。その事実を悟った伯爵は、ヴィオラに仮初めの命が愛を知ることができるか見物だといい、それが失敗するまでは自由でいれば良いといって去っていく。
こうしてヴィオラの前に障害はなくなった。改めて求婚する5人だが、そこにもう一人の男が推参!ヴィオラはその男についていってしまう。
ああ、あれだけからだをはったのにねえ。
ダンタリアンの書架 原作本の感想
ヒュー・アンソニー・ディスワード卿の許を、軍隊時代の部下アルマンが訪れる。高級娼婦のヴィオラに求婚したところ、その条件として幻書"火蜥蜴の刻印の書"を求められたため、ヒューイの許を訪れたらしい。その話を聞いて顔を思いっきりしかめて「またですか?」というダリアン。
アルマンと共にヴィオラの許を訪れたヒューイ。ダリアンはヴィオラに、彼女が条件を出した男たちがヒューイの元を訪れるせいで、睡眠不足になったと苦情を言う。
ロード・モスキンには"慧者の石板"、サー・バルボアには"燃える黄金珠の集成"、グランヴィル兄弟には"殷王神鑑""龍樹の玉稿"を求めたヴィオラ。彼女曰く、彼女を襲う何者かから身を守る為には、その5冊の幻書が必要らしい。
ネタばれ感想文
その言葉を裏付けるように、有翼の怪人がヴィオラを襲う。ボーっとして変なポーズをしているアルマンを蹴り飛ばして避けさせ、銃撃を加えるヒューイ。
次の襲撃は、次回の満月だというヴィオラの言葉を受け、ヒューイとダリアンは帰っていく。
そして満月の夜。竹取物語の帝のように、多数の警備兵を手配してヴィオラを守る体制が整えられた。しかしその防御をあざ笑うかのように、メルガル伯爵を名乗る魔術師が空中から現れる。
銃撃をものともしない彼は、多数の警護兵に魔術をふるい、血液を沸騰した水銀に変えて殺してしまう。
求婚者5人は、金で幻書を手に入れてヴィオラを守ろうとするが、それらは全て偽者だった。彼らの妨害を容易に排除し、ヴィオラを拉致しようとするメルガル伯爵。そんな彼に、ヴィオラは「お父様」と呼ぶ。ヴィオラは彼が作り上げたホムンクルスだったのだ。
圧倒的に不利な状況で抗うすべが無いと理解しながらも、ヴィオラの前に立ち、彼女を守ろうとする求婚者5人。そんな彼らに幻書は応え、ダリアンはヒューイに扉を開く権利を与える。
そうして現れた5冊の幻書。"火蜥蜴の刻印の書"はいかなる炎をも封じる耐火の紋章を宿し、"慧者の石板"は幻術によるまやかしを無効化する。"燃える黄金珠の集成"は燃える重金属の砲弾を錬成し、"殷王神鑑"は戦いの傷を癒し、"龍樹の玉稿"は幻術による仮初の死者を蘇生させる。
こうしてメルガル伯爵の出した被害は全てキャンセルされ、もはや彼らを傷つける術も持たない。その事実を悟った伯爵は、ヴィオラに仮初めの命が愛を知ることができるか見物だといい、それが失敗するまでは自由でいれば良いといって去っていく。
こうしてヴィオラの前に障害はなくなった。改めて求婚する5人だが、そこにもう一人の男が推参!ヴィオラはその男についていってしまう。
ああ、あれだけからだをはったのにねえ。
ダンタリアンの書架 原作本の感想
![]() にほんブログ村 |
![]() |
![]() |
2011-08-13 │ ダンタリアンの書架 │ コメント : 0 │ トラックバック : 2 │ Edit