Steins;Gate 第22話「存在了解のメルト」
Steins;Gate 第22話「存在了解のメルト」
α世界線からβ世界線に戻れば牧瀬紅莉栖が死ぬ。戻らなければ椎名まゆりが死ぬ。その究極の選択に対する岡部倫太郎の答えは出た。しかしその前に、紅莉栖と話さなければならない。ランドリーやホテルを探し歩き、岡部がたどり着いたのは、ラジ館の屋上だった。
真夏の雲の下、衝突痕が残る屋上に寝そべっている紅莉栖に話しかける岡部。一人になりたがっている彼女の意志を尊重して立ち去ろうとした岡部だったが、その時、夏の夕立が二人を襲う。
慌ててビルの中に駆け込む二人。しかしその激しさに、紅莉栖は下着までグショグショになってしまったらしい。例の改造した制服を脱ぎ搾りはじめると、その下のブラウスからはブラジャーが透けて見えた。思わず凝視してしまう岡部と、若干ひく紅莉栖。
その様子に岡部は、「助手の貧相なヌ~ドに興味は…!」と言いかけるのだが、「それ以上しゃべるとお前の大脳辺縁系をポン酢漬けにするぞ!」と言われ、黙る。くり抜いて漬け込むのかな?穴をあけて漬け込むのかな?怖すぎる。
その暗いビルの中で、岡部の白衣の左肩が裂けていることに気づいた紅莉栖は、手持ちのソーイングセットで補修することを申し出る。
その作業中、紅莉栖は自分の中に別の世界線での記憶が残っていることを話し出す。刺された時の絶望と苦痛も、まゆりの死を避けるために岡部が苦悩してきたことも、全ての記憶が彼女の中に残っている。まゆりを助けるためだけに行動する岡部の姿は美しい。岡部はまゆりを助けるべきだ。紅莉栖はそう断言する。
そういう紅莉栖を見ているうちに、岡部の中では再び迷いが生まれた。その衝動に突き動かされる様に、突然、ラボに向かって走り出した彼は、タイムリープして紅莉栖もまゆりも助ける方法をもう一度探そうとする。
エンターキーを叩こうとした瞬間、ギリギリ間に合った紅莉栖は岡部の手を止める。こんなことをしても何度もまゆりが死ぬのを見て岡部が壊れちゃうだけだ、と。だからまゆりを助けて、と紅莉栖は言う。
そんな紅莉栖に対し、これまで数多の世界線で岡部が傷つき苦しむ中を、ただひとり彼の話を聞いてくれ、信じてくれ、相談に乗ってくれ、導いてくれたことへの感謝を告げる岡部。そして、俺にはお前は助けられない、と謝罪する。
紅莉栖を見捨てる罪悪感にさいなまれる岡部を見て、紅莉栖は希望のヴィジョンを見せる。世界線が移り変わっても、元の世界の紅莉栖は生きているかもしれない。ただ岡部が消えて移るだけなのかも知れない、と。だから世界線が変わっても、岡部が忘れなければわたしはそこにいるのだから。
岡部は、そんな紅莉栖に、お前のことが好きだ、と告げる。そして問う。お前はどうなんだ、と。
それに対し、目をつぶる様に命令する紅莉栖。そして岡部の顔を引き寄せると、そっと口づけをする。そして言い訳。これはしたくてしたんじゃなくて、ファーストキスの強烈な印象と共に記憶を強化するためだとか何とか。
でも岡部はファーストキスじゃない。だからこれじゃ足りないと、もう一度キスを要望する岡部。紅莉栖はキスだけだからな、と言ってそれを許可する。
アインシュタイン博士に文句を言いたい気分な紅莉栖。その昔アインシュタインは、相対性理論が何なのかと記者に問われ、「退屈な講義の一時間は永遠に感じるが、大切な人との一時間は一瞬に感じる。それが相対性というものだ」といったらしいが、紅莉栖が指しているのはそのことだろう。
そして別れの時。紅莉栖はアメリカに帰って行く。選別にタケコプカメラ~を渡す岡部に、ドクペを放り投げて渡す紅莉栖。岡部が後逸したドクペを取りに行った瞬間、紅莉栖は言葉を残し去っていく。
オペレーション・ベルダンディも最終フェーズへ。いよいよDメールの内容を消せば完了だ。最後のエンターキーを岡部は押す。その瞬間、突然ラボの扉が開き、アメリカへと旅立ったはずの紅莉栖が現れた。そして言う。「わたしも岡部のこと…」
世界線は元のβ世界線へと戻った。まゆりは吠えながら心で泣く岡部に、「もうその口調は止めて、自分のために泣いてもいいんだよ」というのだった。
エンディング中に突然ノイズが、そしてCパートへ。ダルのもとにかかって来た電話の主は、鈴羽だった。そして言う。「第三次世界大戦を防ぐために協力して!」と。
α世界線からβ世界線に戻れば牧瀬紅莉栖が死ぬ。戻らなければ椎名まゆりが死ぬ。その究極の選択に対する岡部倫太郎の答えは出た。しかしその前に、紅莉栖と話さなければならない。ランドリーやホテルを探し歩き、岡部がたどり着いたのは、ラジ館の屋上だった。
真夏の雲の下、衝突痕が残る屋上に寝そべっている紅莉栖に話しかける岡部。一人になりたがっている彼女の意志を尊重して立ち去ろうとした岡部だったが、その時、夏の夕立が二人を襲う。
ネタばれ感想文
慌ててビルの中に駆け込む二人。しかしその激しさに、紅莉栖は下着までグショグショになってしまったらしい。例の改造した制服を脱ぎ搾りはじめると、その下のブラウスからはブラジャーが透けて見えた。思わず凝視してしまう岡部と、若干ひく紅莉栖。
その様子に岡部は、「助手の貧相なヌ~ドに興味は…!」と言いかけるのだが、「それ以上しゃべるとお前の大脳辺縁系をポン酢漬けにするぞ!」と言われ、黙る。くり抜いて漬け込むのかな?穴をあけて漬け込むのかな?怖すぎる。
その暗いビルの中で、岡部の白衣の左肩が裂けていることに気づいた紅莉栖は、手持ちのソーイングセットで補修することを申し出る。
その作業中、紅莉栖は自分の中に別の世界線での記憶が残っていることを話し出す。刺された時の絶望と苦痛も、まゆりの死を避けるために岡部が苦悩してきたことも、全ての記憶が彼女の中に残っている。まゆりを助けるためだけに行動する岡部の姿は美しい。岡部はまゆりを助けるべきだ。紅莉栖はそう断言する。
そういう紅莉栖を見ているうちに、岡部の中では再び迷いが生まれた。その衝動に突き動かされる様に、突然、ラボに向かって走り出した彼は、タイムリープして紅莉栖もまゆりも助ける方法をもう一度探そうとする。
エンターキーを叩こうとした瞬間、ギリギリ間に合った紅莉栖は岡部の手を止める。こんなことをしても何度もまゆりが死ぬのを見て岡部が壊れちゃうだけだ、と。だからまゆりを助けて、と紅莉栖は言う。
そんな紅莉栖に対し、これまで数多の世界線で岡部が傷つき苦しむ中を、ただひとり彼の話を聞いてくれ、信じてくれ、相談に乗ってくれ、導いてくれたことへの感謝を告げる岡部。そして、俺にはお前は助けられない、と謝罪する。
紅莉栖を見捨てる罪悪感にさいなまれる岡部を見て、紅莉栖は希望のヴィジョンを見せる。世界線が移り変わっても、元の世界の紅莉栖は生きているかもしれない。ただ岡部が消えて移るだけなのかも知れない、と。だから世界線が変わっても、岡部が忘れなければわたしはそこにいるのだから。
岡部は、そんな紅莉栖に、お前のことが好きだ、と告げる。そして問う。お前はどうなんだ、と。
それに対し、目をつぶる様に命令する紅莉栖。そして岡部の顔を引き寄せると、そっと口づけをする。そして言い訳。これはしたくてしたんじゃなくて、ファーストキスの強烈な印象と共に記憶を強化するためだとか何とか。
でも岡部はファーストキスじゃない。だからこれじゃ足りないと、もう一度キスを要望する岡部。紅莉栖はキスだけだからな、と言ってそれを許可する。
アインシュタイン博士に文句を言いたい気分な紅莉栖。その昔アインシュタインは、相対性理論が何なのかと記者に問われ、「退屈な講義の一時間は永遠に感じるが、大切な人との一時間は一瞬に感じる。それが相対性というものだ」といったらしいが、紅莉栖が指しているのはそのことだろう。
そして別れの時。紅莉栖はアメリカに帰って行く。選別にタケコプカメラ~を渡す岡部に、ドクペを放り投げて渡す紅莉栖。岡部が後逸したドクペを取りに行った瞬間、紅莉栖は言葉を残し去っていく。
オペレーション・ベルダンディも最終フェーズへ。いよいよDメールの内容を消せば完了だ。最後のエンターキーを岡部は押す。その瞬間、突然ラボの扉が開き、アメリカへと旅立ったはずの紅莉栖が現れた。そして言う。「わたしも岡部のこと…」
世界線は元のβ世界線へと戻った。まゆりは吠えながら心で泣く岡部に、「もうその口調は止めて、自分のために泣いてもいいんだよ」というのだった。
エンディング中に突然ノイズが、そしてCパートへ。ダルのもとにかかって来た電話の主は、鈴羽だった。そして言う。「第三次世界大戦を防ぐために協力して!」と。
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2011-08-31 │ Steins;Gate │ コメント : 0 │ トラックバック : 0 │ Edit