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神様のメモ帳 第9話「あの夏の二十一球」

神様のメモ帳 第9話「あの夏の二十一球」

 パワレボというアーケード版対戦型野球ゲームにはまった少佐やテツ、ヒロ、藤島鳴海のニートたちが行きつけにしている西村のゲームセンターに、以前、草壁昌也の事件で世話になったヤクザのネモさんこと根本喜一がやってくる。シノギの家賃を25%値上げするというのだ。
 それに反対する少佐たちは、家賃値上の是非をかけて、ネモさんたちと野球勝負をすることになる。てっきりパワレボの勝負だと少佐は思い込んでいたのだが、実際はリアルな野球勝負だ。



ネタばれ感想文



 野球などやったこともないようなメンツを寄せ集め、泥縄で体力トレーニングをして、何とか勝負の日までこぎつけた鳴海たち。監督はアリスだ。
 チアガールの格好をして駆けつけた篠崎彩夏の応援を受けてはじまった、ヤクザとの野球対決。ネモさんは30年前、高校球児として甲子園の勝利投手にもなった強敵だ。しかしそのときに何かがあったらしく、今では金にならない野球を心底見下している。

 ニートテディベアーズのピッチャーは雛村壮一郎、四代目だ。怪我を押しての当番ながら順調な立ち上がりで、ミンさんやテツの活躍もあり、相手方のスペックに比して見れば、なかなかの勝負を繰り広げている。しかし決め手がない。しかもピッチャーは慢心相違だ。
 ヒロの車の中にぬいぐるみを大量に入れ、その隙間から顔を出して指示する監督アリスに相談した助手の鳴海は、一縷の望みをかけて、根本喜一の情報を求め、ゲームセンターへと自転車を走らせた。パワレボの情報の海に、30年前の記憶が残されていないかを確かめるために。

 同点で迎えた九回裏の攻撃。倒れた四代目に代わってバッターボックスに立ったのは、アリスだ。その小ささゆえのストライクゾーンの狭さと、詐欺じみた手法による振り逃げでツーベースを奪ったアリス。その代走に、チアガールの篠崎彩夏をたて、迎えるバッターは代打・藤島鳴海だ。
 ネモさんの迫真の投球に、ファウルで粘る鳴海。そうして二十一球目、決め球として放ったフォークボールを狙い打ち、彩夏が生還、ニートの勝利で幕を閉じた。


 試合後、鳴海のもとにやって来たネモさんは、なぜ決め球が分かったのかを問う。鳴海は、ゲームの中に、30年前のネモさんを心に焼き付け覚えている人がいるのだと告げる。その言葉を聞いて、彼は、あほらし、と言いながらも、負けは負けだと言って、家賃据え置きを宣言して去っていく。

 そしてついに物語は、彩夏の兄が登場する事件へと向かっていく。




神様のメモ帳 原作本の感想





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神様のメモ帳「第9話 あの夏の二十一球」/ブログのエントリ

神様のメモ帳「第9話 あの夏の二十一球」に関するブログのエントリページです。

2011-09-05 15:36 │ from anilog

◎神様のメモ帳page.9『あの夏の二十一球』

ナルミは、ニートメンバーでゲーセンのネット野球ゲーム、パワレボにはまる。情報量がすごいらしい。そして、ヤクザが弊店やとやってくる。ネモさんと、ナルミがいう。そして、少佐...

2011-12-28 21:37 │ from ぺろぺろキャンディー