ロウきゅーぶ！ 第9話「自由への併走」

ロウきゅーぶ！ 第9話「自由への併走」

　篁美星率いる慧心学園初等部の女子バスケ部部員で、三沢真帆の家の別荘に行くことになった。お手伝いとしてメイドの久井奈聖も一緒だ。萩山葵は夏風邪で欠席だが、コーチの長谷川昴の姿もある。
　しかし、袴田ひなたの妹である袴田かげつは、ひなたが海などという危険な場所に行くのには反対だ。だが、ひなたは譲らず、結局はかげつが引き下がることになる。

ネタばれ感想文

　そしてやってきた別荘とビーチ。早速みんなは新しい水着に着替えて、昴に見せる。そして浜辺で始まったのは鬼ごっこだ。昴をつかまえたら何でも言うことを聞いてもらえると言う特別ルールが加わり、鬼ごっこは白熱の様相を呈してくる。
　だが、昴はそう簡単にはつかまらない。バスケで鍛えたフットワークを生かして、小学生女子たちの包囲網を華麗に抜ける。それを見かねた美星がヒントを与え、海の中に昴を追い詰める作戦に出る。

　潜水して昴を囲み、最後には湊智花がアタック！ところが勢いあまりすぎたのと、ぺったんこ過ぎたために、せっかくのセパレート水着がずれるという事故が起きてしまう。すかさず美星のロリコン退治キックが昴に炸裂！

　そしてお昼のバーベキュー。お好み焼きではないので永塚紗季の暴走もない。海だけに、海の幸が豊富だ。しかも生きていて新鮮。ところがその材料のうち、烏賊じゃなくて蛸が香椎愛莉を触手攻めにする。引き剥がそうと引っ張られる蛸。でもその吸盤はビキニの水着を吸いつけていたのでまたもや大惨事に…。


　そうこうしている内に、養護教諭の羽多野冬子につれられて、かげつがやってきて、大切な姉を醜い欲望で穢す（と思っている）昴を攻撃し始める。起こるひなた。
　かげつがひなたに過保護にするのも理由があって、昔、自分のせいでひなたを冬の玄関先に放置し、倒れさせたことがあったのだ。それが原因で、ひなたの発育が遅れているとかげつは思い込んでいる。

　何とかその罪悪感を解消し、ひなたとかげつの関係を元のものに戻したいと思った昴は、臨時の部活動を提案する。そしてひなたの提案ではじまる、かげつとのマラソン勝負！その行方は…？




ロウきゅーぶ！ 原作本の感想