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Steins;Gate 第23話「境界面上のシュタインズゲート」

Steins;Gate 第23話「境界面上のシュタインズゲート」

 数々の想いと、そして何より牧瀬紅莉栖を犠牲にして、椎名まゆりが死なないβ世界線へとやって来た岡部倫太郎の携帯電話に、鈴羽からの連絡が来る。第三次世界大戦を回避するために、岡部に協力して欲しいという。
 ラジ館屋上までやって来た岡部だが、鈴羽の依頼が、未来の戦争で犠牲になる57億人を救うために、タイムマシンに同乗して過去を変えるのに協力して欲しいというものであることを知り、拒否をする。この世界線にたどり着くまでに犠牲にして来たものを、岡部は無駄にはしたくないからだ。

 だがそんな岡部に対し、鈴羽は非常に魅力的な言葉をささやく。世界大戦を回避するためには、7月28日に死んだ牧瀬紅莉栖を助ける必要があるのだ、と。
 それでも岡部は動けない。そんな岡部の背中を、まゆりとダルが押す。そしてようやく彼は、タイムマシンへと乗り込んだ。



ネタばれ感想文



 そしてやってきた運命の日。ラジ館で生きている紅莉栖に再会した岡部は、あふれる想いを彼女に対してぶつけそうになる。しかしまだそれは出来ない。グッとこらえて走り去り、紅莉栖が刺される瞬間を待つ。
 そしてやって来たのは、紅莉栖と、中鉢博士だ。なんと、彼は紅莉栖の父親だったのだという。そんな中鉢博士に、紅莉栖は一編の論文を差し出す。触発されて書いた、タイムマシンに関する論文だという。中鉢博士はそれを一読し、自分の論文として発表するという。

 紅莉栖はこの論文をきっかけに、父親と小さいころと同じ様に暮らせるようになりたかった。しかし彼は彼女の論文を奪うだけだという。それを抗議する紅莉栖に対して、娘へのコンプレックスをつのらせていた父親は激発してナイフを取り出す。
 飛び出す岡部は、中鉢博士に組みついて、ナイフを取り上げる。しかし、結局は、紅莉栖はナイフで刺され、そして岡部は紅莉栖を看取ることになってしまった。


 血まみれのまま元の時間へと戻ってきた岡部だが、その目にはもはや精気はない。まゆりを助けるためにその死を見続け壊れてしまいかけた彼には、もう、紅莉栖が死ぬのを見続ける覚悟は残されていないからだ。
 そのまま諦めようとする岡部の前に立ち、まゆりは彼の頬を張る。おかりんは諦める人じゃない、と。その言葉で目に光を戻した岡部に、鈴羽は携帯のムービーメールを見るように言う。

 その動画に映っていたのは、15年後、33歳の岡部倫太郎だった。凶器のマッドサイエンティスト、鳳凰院兇真、復活の時!

 …33歳にもなって何をやっているんだ、か。







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