神様ドォルズ 第11話「囚われの日々乃」
神様ドォルズ 第11話「囚われの日々乃」
日向勾司朗と枸雅匡平の話で明らかになった、8年前の出来事。当時、隻になったばかりの日向まひると禍津妃に出会った匡平と阿幾は、森の奥の洞窟で謎の案山子を発見した。その恐竜の様な案山子は、人間の負の意識をエネルギー源として動き、とんでもない攻撃力を持つ化け物だった。
禍津妃、暗密刀、玖吼理の3体がかりでも全く歯が立たなかったその化け物だったが、ボロボロになった匡平が玖吼理の左手を開けてビームを吸収、打ち返すことで撃破に成功したのだった。
それがきっかけで、匡平はまひるの唯一無二のヒーローとなった。スタンガンを片手にうっとりとしながら、阿幾を相手にその時のことを回想するまひる。そのシルエットは美人なのだが、行動がどこか残念だ…。そんなまひるに対し、阿幾は匡平に彼女がいると告げる。
その頃、彼女と言われた胸の大きな女、史場日々乃は、杣木靄子と一緒に、渋谷でショッピングを楽しんでいた。ところが、靄子が便所に行った隙にまひるが現れ、禍津妃を使って彼女を攫って行く。
詩緒の初恋物語はカットになっているようで、匡平に対する詩緒のブラコンが解消されるエピソードは加わらないらしい。だから、原作でのプレゼントは、詩緒が作ったクッキーに差し替えられている。
しかし、あのエピソードがないと、匡平を抑えて詩緒が立つ動機付けと、成長を印象付ける通過儀礼的なプロセスがまるっと無くなってしまうので、もしかするとあとで困ることになるかもね。
閑話休題。日々乃がさらわれおたおたする匡平たちのいる部屋に、まひると禍津妃が舞い降りる。その足元には、潰された詩緒お手製のクッキーの箱があった…。
激怒する詩緒を無視し、まひるは匡平にプロポーズに似た言葉「一緒に村に帰って」と告げる。しかし匡平は言下にそれを拒否する。そしてまひるは去った。
ここでもセリフのカットがあったのだが、それは残して欲しかったな。「あいつはあいつなりに本気だった」というのは、匡平の誠実さと真摯さを強調する言葉であり、「嘘はつけない」だけの様な一般的な道徳性を超えるキャラクター性を与えるものだったと思う。
またもや閑話休題。攫われた日々乃の居場所が分からない匡平。その時彼の頭の中には、阿幾の言葉が響いていた。「今度はお前が当事者だ」と。
かつて阿幾は似たような状況で瀬能千波野を失い、そして当時の匡平は何もできなかった。また同じじゃないのか?そんな意味を込めた阿幾の言葉。しかしそれに匡平は、ふざけるな!と叫ぶ。
そんな彼のもとに空張久羽子から情報がもたらされる。日々乃は世田谷のマンションにいる。だがその頃、彼女は平城の子分となった下山に組み敷かれようとしていた。
日向勾司朗と枸雅匡平の話で明らかになった、8年前の出来事。当時、隻になったばかりの日向まひると禍津妃に出会った匡平と阿幾は、森の奥の洞窟で謎の案山子を発見した。その恐竜の様な案山子は、人間の負の意識をエネルギー源として動き、とんでもない攻撃力を持つ化け物だった。
禍津妃、暗密刀、玖吼理の3体がかりでも全く歯が立たなかったその化け物だったが、ボロボロになった匡平が玖吼理の左手を開けてビームを吸収、打ち返すことで撃破に成功したのだった。
それがきっかけで、匡平はまひるの唯一無二のヒーローとなった。スタンガンを片手にうっとりとしながら、阿幾を相手にその時のことを回想するまひる。そのシルエットは美人なのだが、行動がどこか残念だ…。そんなまひるに対し、阿幾は匡平に彼女がいると告げる。
その頃、彼女と言われた胸の大きな女、史場日々乃は、杣木靄子と一緒に、渋谷でショッピングを楽しんでいた。ところが、靄子が便所に行った隙にまひるが現れ、禍津妃を使って彼女を攫って行く。
ネタばれ感想文
詩緒の初恋物語はカットになっているようで、匡平に対する詩緒のブラコンが解消されるエピソードは加わらないらしい。だから、原作でのプレゼントは、詩緒が作ったクッキーに差し替えられている。
しかし、あのエピソードがないと、匡平を抑えて詩緒が立つ動機付けと、成長を印象付ける通過儀礼的なプロセスがまるっと無くなってしまうので、もしかするとあとで困ることになるかもね。
閑話休題。日々乃がさらわれおたおたする匡平たちのいる部屋に、まひると禍津妃が舞い降りる。その足元には、潰された詩緒お手製のクッキーの箱があった…。
激怒する詩緒を無視し、まひるは匡平にプロポーズに似た言葉「一緒に村に帰って」と告げる。しかし匡平は言下にそれを拒否する。そしてまひるは去った。
ここでもセリフのカットがあったのだが、それは残して欲しかったな。「あいつはあいつなりに本気だった」というのは、匡平の誠実さと真摯さを強調する言葉であり、「嘘はつけない」だけの様な一般的な道徳性を超えるキャラクター性を与えるものだったと思う。
またもや閑話休題。攫われた日々乃の居場所が分からない匡平。その時彼の頭の中には、阿幾の言葉が響いていた。「今度はお前が当事者だ」と。
かつて阿幾は似たような状況で瀬能千波野を失い、そして当時の匡平は何もできなかった。また同じじゃないのか?そんな意味を込めた阿幾の言葉。しかしそれに匡平は、ふざけるな!と叫ぶ。
そんな彼のもとに空張久羽子から情報がもたらされる。日々乃は世田谷のマンションにいる。だがその頃、彼女は平城の子分となった下山に組み敷かれようとしていた。
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2011-09-14 │ 神様ドォルズ │ コメント : 0 │ トラックバック : 1 │ Edit