ファイ・ブレイン 神のパズル 第2話「賢者の報酬」
ファイ・ブレイン 神のパズル 第2話「賢者の報酬」
オルペウスの腕輪を継承した大門カイトの前に現れた、ガリレオの称号を持つ生徒・逆之上ギャモン。彼はカイトにライバル心を燃やし、賢者のパズルは俺が解くと息巻く。
一方、学園長に呼び出されたカイトは、学園長からアインシュタインの称号を授けられ、賢者のパズルを解く様に依頼されるのだが、人に使われるのが嫌いなカイトは、それを断ってしまう。
この作品におけるパズルとは何なのか考えさせられてしまう。通常、パズルは自分で解くから面白い。考えている過程にこそ価値がある。だがこの作品では、主人公が速攻でパズルを解く。視聴者はそれをすごいと眺めているだけだ。
つまりこれは、視聴者が出来ないことを主人公に仮託するタイプの演出になっている。バトルもので超人的な活躍をするヒーローに憧れるのとタイプ的には同じだ。
この様に考えると、主人公が解くパズルは、視聴者には決して解けない、あり得ないほど難しいものでなければならないことになる。
ここで二つの問題がある。ひとつは、パズルの難しさをどう伝えるか。もうひとつは、それほど難しいパズルを誰が考えるのか。
この作品の、この二つの問いに対する答えは一つであるように見える。そもそもそんな難しい問題は出さない。しかし、主人公と一緒にいる人たちが解けないので、それは難しいパズルなのだ、ということだ。
まあそれはそれでひとつの考え方ではある。しかし、何か騙されている様な気がしないでもない。
オルペウスの腕輪を継承した大門カイトの前に現れた、ガリレオの称号を持つ生徒・逆之上ギャモン。彼はカイトにライバル心を燃やし、賢者のパズルは俺が解くと息巻く。
一方、学園長に呼び出されたカイトは、学園長からアインシュタインの称号を授けられ、賢者のパズルを解く様に依頼されるのだが、人に使われるのが嫌いなカイトは、それを断ってしまう。
ネタばれ感想文
この作品におけるパズルとは何なのか考えさせられてしまう。通常、パズルは自分で解くから面白い。考えている過程にこそ価値がある。だがこの作品では、主人公が速攻でパズルを解く。視聴者はそれをすごいと眺めているだけだ。
つまりこれは、視聴者が出来ないことを主人公に仮託するタイプの演出になっている。バトルもので超人的な活躍をするヒーローに憧れるのとタイプ的には同じだ。
この様に考えると、主人公が解くパズルは、視聴者には決して解けない、あり得ないほど難しいものでなければならないことになる。
ここで二つの問題がある。ひとつは、パズルの難しさをどう伝えるか。もうひとつは、それほど難しいパズルを誰が考えるのか。
この作品の、この二つの問いに対する答えは一つであるように見える。そもそもそんな難しい問題は出さない。しかし、主人公と一緒にいる人たちが解けないので、それは難しいパズルなのだ、ということだ。
まあそれはそれでひとつの考え方ではある。しかし、何か騙されている様な気がしないでもない。
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2011-10-13 │ ファイ・ブレイン 神のパズル │ コメント : 0 │ トラックバック : 1 │ Edit