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輪るピングドラム 第17話「許されざる者」

輪るピングドラム 第17話「許されざる者」

 ピングドラムに関わる日記の半分は時籠ゆりが、もう半分は夏芽真砂子が持っていることがはっきりした。しかしいまは、渡瀬眞悧の投薬で高倉陽鞠の病状も安定している。無理に日記を奪う必要はないかもしれない。高倉冠葉はそう考える。だが、高倉晶馬はその薬代がどこからもたらされているか心配だ。
 そんな彼らが向かったのは陽鞠の病室。今日は家族みんなでたこ焼きパーティをするのだ。晶馬に病室の外を見はらせ、珍しく冠葉が腕をふるう。そんな、幸せな家族のひとコマ。

 翌日、思わぬピンチが訪れる。投薬を放置して陽鞠が勝手に外に出かけてしまったのだ。実は、冠葉と晶馬に編んであげるセーターの毛糸を手に入れるため、荻野目苹果を誘い、一緒にユザワヤじゃなくてヨザワヤに行っていたのだ。
 そこに、時籠ゆりからお誘いの電話がかかってくる。彼女は前夜、多蕗桂樹と共に、高倉家へ与える罰の話をしていた…。



ネタばれ感想文



 たこ焼きパーティをして、憧れの時籠ゆりに会えるということで、にこにこ顔の陽鞠が感じているのは、普通の家族が得られるであろう幸せだ。
 しかし、それさえも許せないと考えている人々がいる。それは、陽鞠の両親に殺された、何の罪もない人々の遺族や友人たち。その代表が、時籠ゆりであり、そして多蕗桂樹なのだ。

 そのことを徹底的に追及するように、今回は最後までにこにこ顔の陽鞠の演出が続く。次回その顔は、諦観に曇ることだろう。

 他の見どころはと言えば、時籠ゆりと夏芽真砂子の対決シーンかもしれない。お互いに“優雅に”罵り合う様と、花びらが舞う少女マンガ的な演出が面白い。シリアスで重たい空気を、笑いに変えてしまえるくらい。







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