fc2ブログ
アニメ☆スキスキ ホーム » 輪るピングドラム » 輪るピングドラム 第22話「美しい棺」


輪るピングドラム 第22話「美しい棺」

輪るピングドラム 第22話「美しい棺」

 誰もいない高倉家の前にサングラスにマスクの怪しい人影を見つけた荻野目苹果は、彼らの前に仁王立ちする。その人影は、高倉陽鞠の小学校時代の友人だった、伊空ヒバリと歌田光莉、ダブルHの二人だった。彼女たちはマフラーのお礼をするためにやって来たのだが、その家にもう陽鞠はいない。
 彼女たちと入れ違いに戻って来た高倉晶馬は、陽鞠がまだ見つからないことを苹果に報告する。

 その頃、陽鞠は高倉冠葉のもとにいた。渡瀬眞悧から残された唯一の方法として、彼らの理想を呪いとして引き継ぐことを提示された冠葉は、それを受け入れる。
 そんな冠葉を何とか思いとどまらせようと、陽鞠は必死に彼を誘惑する。だが彼は、その陽鞠の手を振り切り、出かけてしまう。その時、陽鞠が願ったことは…。



ネタばれ感想文



 荻窪の味リナちゃんで多蕗桂樹と時籠ゆりに襲い掛かった人影は、結城翼だった。彼女は多蕗を刺し、意味不明なことを言って逃走する。
 だがその犠牲は、悪いことばかりでもなかった。なぜならゆりと多蕗は、悪夢の運命の輪から抜け出すことが出来たからだ。また失いかけた時に失いたくないという大切なものがあり、それを守るためなら身を投げだせるということは、幸せなことなのだ。

 そして未だ運命の輪に囚われている兄妹がいる。冠葉と夏芽真砂子だ。彼女が止めるのも聞かず、冠葉は邪魔する者を排除しつつ、テロを続行する。
 このとき、冠葉は大量の人を殺す訳だが、初めは犠牲になった人が見えない様に演出しながら、真砂子が悟る場面では、生の人間としての犠牲者の表現をしている。その目で直接、彼の行いを見ることで、真砂子は自分を犠牲にしてでも冠葉を引き戻す覚悟を決めるのだ。







にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ


コメント
非公開コメント

トラックバック

http://animesukika.blog.fc2.com/tb.php/441-8d6c6ff5