ちはやふる 第14話「はなよりほかにしるひともなし」

ちはやふる 第14話「はなよりほかにしるひともなし」

　全国高校かるた選手権大会個人戦の朝がやってくる。今日は暑いので、さすがに大江奏もＴシャツ参加で許してくれるらしい。ほっと一息の瑞沢高校かるた部。個人戦は予選がないため、400人以上の参加者がいるという。ただし、クラス分けはされる。Ａ級は綾瀬千早、Ｂ級は真島太一と肉まんくん、Ｄ級は大江奏と机くんだ。

　個人戦Ａ級には、現在のクイーンである若宮詩暢も参戦する。その圧倒的な強さに周囲はざわめく…かと思いきや、ざわめいているのは彼女が着ているＴシャツのデザインのせいだった。

ネタばれ感想文

　若宮詩暢を意識して目前の勝負から気をそらしてしまった千早だったが、それでも一回戦は難なく突破。二回戦の相手は、若宮詩暢となった。
　彼女の圧倒的な速さと正確さの前には、原田先生から教わった千早の攻めがるたが有効に機能しない。あっという間に15枚差をつけられ、攻めがるたの利点はどんどんと奪われていく。このままなすすべもなく負けるのか！と思ったところで、かつて、こんな風に圧倒された経験があったことを思い出す。初めて綿谷新とかるたをしたときの経験だ。

　12歳の時の自分に負けないよう、気合いを入れ直した千早は、クイーンの早さと正確さに徐々に迫っていく。そして…。次回はクイーンの京都女っぽさが前面に出されるか？




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