ギルティクラウン-GUILTY CROWN- 第13話「学園 isolation」

ギルティクラウン-GUILTY CROWN- 第13話「学園 isolation」

　恙神涯が桜満真名と共に旅立ったアポカリプス・ウィルス感染事件から二週間。その周囲はG.H.Q.により封鎖されていた。帰れなくなった生徒たちは自然と天王洲第一高校に集まり生活している。桜満集や楪いのりはもちろん、生き残った篠宮綾瀬や鶫（ツグミ）も生徒として紛れ込んでいる。
　供奉院亞里沙がグループの力を利用して物資を空輸し、校条祭、魂館颯太、寒川谷尋、草間花音らが協力することで生活は落ち着いてきたかに見えたが、避難生活によるストレスは、生徒たちの雰囲気を悪くしていた。

　その打開のため、颯太の発案で文化祭を開催することに決定。生徒たちは一丸となって文化祭の準備に追われていた。だがそこに、嘘界＝ヴァルツ・誠の命で潜入したダリル・ヤンがやってくる。嘘界は、次の作戦開始までのつなぎとして、とある嫌がらせを考えていた。

ネタばれ感想文

　エンドレイヴを失い、精神的な支えであった恙神涯と分かたれ、抜け殻のようになってしまった篠宮綾瀬だったが、その自尊心が他人に頼ることを許せない。彼女はエンドレイヴに代わる足を手に入れない限り、再び立ち上がることは出来ないのだ。
　そして新たな段階に達した集は、彼女の願いを聞き入れ、彼女に新たな足を与えることになる。


　退場したかに見えた茎道修一郎が今度は日本政府の臨時大統領として表舞台に登場し、天王洲第一高校を含む一帯を10年間封鎖するという暴挙に出る。既に役割を終えたかに見えた葬儀社の使命は、まだ終わらない。