戦姫絶唱シンフォギア第4話「落涙」

戦姫絶唱シンフォギア第4話「落涙」

　5年前、風鳴翼は天羽奏に初めて出会った。天羽奏は、ノイズに襲われた聖遺物発掘団の生き残りとして特異災害対策機動部に保護されたのだ。
　偶然、天羽々斬の適合者としてシンフォギアの力を手に入れていた風鳴翼とは異なり、天羽奏は両親を殺したノイズに復讐するため、薬漬けで無理矢理適合者となり、ガングニールの力を手に入れたのだ。

　復讐心に駆られてノイズを討っていく中で、風鳴翼と共に歌を歌い、ノイズに襲われた人々を助けることで感謝される経験を積み上げていった天羽奏は、自分の新しい生き方に気づいていく。しかしその結末は、知っての通りだ。
　その時に奪われた聖遺物・ネフシュタンの鎧をまとった少女が風鳴翼の前に現れ、しかもノイズを操ったとなれば、彼女も冷静ではいられない。立花響を押しのけて鎧の少女と戦い始めた翼は、人類の防人としての使命を果たすため、絶唱に手を出す。