ギルティクラウン-GUILTY CROWN- 第18話「流離 Dear ...」

ギルティクラウン-GUILTY CROWN- 第18話「流離 Dear ...」

　生まれ変わった恙神涯の手により、桜満集の右手に宿ったヴォイドの力は、その右手ごと奪われてしまった。そして涯は、力による支配を篠宮綾瀬らに宣言する。

　一瞬のすきをつき、綾瀬ら葬儀社の残党は脱出、楪いのりも桜満集を連れて逃げ出す。残された供奉院亞里沙は、涯の親衛隊に組み込まれることになった。

　一方、国連主導により日本に派遣された、第七艦隊を中心とする国連軍は、準天頂攻撃衛星ルーカサイトの攻撃により、あっという間に壊滅してしまった。そして、世界中に対し、敵対行為への即時報復を宣言する。

ネタばれ感想文

　供奉院亞里沙は逃げ出そうとして他の深みにはまるというデススパイラルに陥ってしまいました。憐れな…。それを断ち切ろうとした祖父を手にかけ、その行為を正当化するために、さらに深みにはまらなければならなくなっていく。

　そして罪の意識により廃人同然になってしまった桜満集は、楪いのりの歌を聞いたことで、再び立ち上がる力を取り戻すのだった。
　いのりと集の立場を交換した様な、第1話と似た構成は、集の新たな出発を象徴するものなのだろう。ひょっとすると、次回は何年後かになっていたりするのかな？