ギルティクラウン-GUILTY CROWN- 第22話（最終話）「祈り：convergence」

ギルティクラウン-GUILTY CROWN- 第22話（最終話）「祈り：convergence」

　最終話。ようやく恙神涯のもとにたどり着いた桜満集だったが、既に楪いのりの肉体は桜満真名の精神により乗っ取られていた。久しぶりに再会した集に抱きつく真名だったが、彼女の口からいのりを侮辱する言葉が出たのを聞き、集は真名を突き飛ばしてしまう。

　何度となく週に拒絶されてきた真名は、ついに集に怒りを爆発させ、世界中にアポカリプスウィルスを蔓延させ、ダァートの目的である精神の物質化を開始してしまう。

　一方、戦場に残された葬儀社のメンバーたちだったが、篠宮綾瀬の前にはダリル・ヤンが、ツグミの前には謎のハッカーが現れ、彼女たちの行動を妨害する。

ネタばれ感想文

　なんかあんまりすっきりした最終回では無かったかな？結局、日本という国家の存続がどうなったのかはよく分からないしな。綺麗にまとめたようで、テーマとして挙げたものは処理し切れておらず、投げっぱなしになった気もしなくはない。

　エンディングの情景は、結局のところ、上手い飯食って笑えていれば人間幸せ、という程度の描写でしかない気がするぞ。それは一面の真理ではあるが、そうではないところに価値を見出して戦ったのが葬儀社という組織だったんじゃないのか？いやまあ、別に良いけどね。