偽物語第3話「かれんビー其ノ參」

偽物語第3話「かれんビー其ノ參」

　神原駿河の家から出ると、外には怪しい男がいた。その男は阿良々木暦に貝木泥舟と名乗る。

　何となく気になり彼を追いかけると、見失った先で戦場ヶ原ひたぎを発見した。当然、彼女に声をかけるのだが、羽川翼の家庭教師をさぼって遊んでいるダメな男と勘違いされてしまい、彼女の折檻を受けることになる。

ネタばれ感想文

　その会話の途中、阿良々木暦が貝木泥舟の名前を出した途端、阿良々木暦の意識はブラックアウトし、気づいたら廃墟で戦場ヶ原ひたぎに監禁されていたというわけだ。
　その理由をひも解いてみれば、かつて、ひたぎが蟹にとりつかれていたころに、彼女の家にやって来た詐欺師の一人が貝木泥舟だという。彼がこの街にいれば、正義の味方ポジションの阿良々木暦が関わらないわけがない。しかし関われば必ず不幸になる。そう考えたひたぎは、暦を監禁して隔離したのだった。

　監禁プレイを楽しんでいる戦場ヶ原ひたぎと阿良々木暦だったが、阿良々木暦の携帯に阿良々木月火からのメールが入ったことで、暦の意識は一変してしまう。

　それでも暦を守るため、ひたぎは断固阻止の構えなのだが、羽川翼からの電話で、あっさりと引くのだった。羽川さん強え～。