偽物語第7話「かれんビー其ノ漆」

偽物語第7話「かれんビー其ノ漆」

　貝木泥舟にリベンジするため、高熱をおして外出した阿良々木火憐を忍野忍の協力で見つけた阿良々木暦は、火憐を家に連れ帰ろうとする。しかし肝心の妹は、強いものが正義だと言い放ち、兄を倒せば自分が正しいと、兄に対して戦いを挑んでくる。
　そして繰り広げられるのは、高架式の道路を粉砕するほどの威力を見せるパンチやキックを、一方的にくらいつづける阿良々木暦のリンチの図だ。だが何度打ちのめされても、その度に阿良々木暦は立ちあがってくるのだった。

ネタばれ感想文

　ようやく火憐の説得に成功した阿良々木暦は、彼女を家に連れ帰り、戦場ヶ原ひたぎと共に貝木泥舟のもとに赴く。だがそこで貝木泥舟が告げたのは、あっさりとした補償の宣言だった。
　振り上げた拳の下ろし所を失くし、いらつく戦場ヶ原ひたぎと、貝木泥舟に冷静なまなざしを向ける阿良々木暦。

　そして全てが終わった後には、鋼鉄のひたぎさんからのご褒美が下賜されるのであった。