偽物語第9話「つきひフェニックス其ノ貳」

偽物語第9話「つきひフェニックス其ノ貳」

　阿良々木月火の千枚通し攻撃を何とか生き延び、神原駿河と引きあわせるという約束を守るため、阿良々木暦は阿良々木火憐を連れて神原家へと出かけた。
　道すがら、じゃんけん必勝法とか称して卑怯な技を使って来た火憐を懲らしめ、神原家まで肩車されることになった暦は、影縫余弦という京都弁の女に、鬼畜なお兄ちゃん、と呼びかけられる。

　彼女が行きたい場所がかつて忍野メメが住処にしていた廃ビルであることを電話で羽川翼に教えられ、その道順を教えて別れたものの、何か引っかかるものを感じる暦。

ネタばれ感想文

　無事に阿良々木火憐を神原駿河に紹介した帰り道。暦は八九寺真宵に遭遇する。いつものように飛びかかろうとしたところを忍野忍に妨害され、変形愛で方を実行した暦ではあったが、そんな所をまた声をかけられてしまう。
　非常にうざい語尾を持つその少女は斧乃木余接と名乗り、またしてもあの塾跡地の場所を訪ねて来るのだった。そして暦を鬼のお兄ちゃんと呼び去っていく。