Fate / Zero -フェイト・ゼロ- 第18話「遠い記憶」

Fate / Zero -フェイト・ゼロ- 第18話「遠い記憶」

　かつて、ある南洋の島に、地元の子どもたちと屈託なく遊び、笑う一人の日本人の少年がいた。みんなからケリーと呼ばれる少年の名は、衛宮切嗣といった。後の魔術師殺し、衛宮切嗣の幼き日の姿である。

　そんな彼のそばには、父親の衛宮矩賢と、彼の助手を務める地元民の少女シャーレイがいた。彼女と姉弟のように過ごすケリーは、彼女にほのかなあこがれを抱きつつ、平和な毎日を送っていたのだ。しかしその幸せな日々は、ある日を境に一瞬にして崩れ去ってしまう。

ネタばれ感想文

　実は、封印指定の魔術師として魔術教会と聖堂教会から追われる身であった衛宮矩賢の研究は、死徒と呼ばれる吸血鬼を生み出し、悠久の時を生きるための研究だった。
　シャーレイが持ち出した秘薬で吸血鬼化してしまい、島中に吸血鬼が溢れていく。

　そこにやってきたのは聖堂教会の代行者と魔術教会の魔術師たちだ。彼らは島民を皆殺しにし、島に火を放っていく。

　吸血鬼化したシャーレイの殺して欲しいという願いを無視してしまったケリーは、教会に隠れていたところを、多くの吸血鬼に囲まれてしまう。そんな彼を助けたのは、ナタリア・カミンスキィという、狩人だった。





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