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魔法少女まどか☆マギカ 第6話「こんなの絶対おかしいよ」

魔法少女まどか☆マギカ 第6話「こんなの絶対おかしいよ」

 魔女という人類にとっての敵と戦うのが魔法少女のはずなのに、その魔法少女同士が戦う。こんなのは絶対おかしい。鹿目まどかはそう思う。しかし魔法少女ではない彼女の言葉は、佐倉杏子どころか、親友の美樹さやかにすら届かない。

 そのさやかは、杏子に対抗できない自分の力の無さに、もはや行き詰まりを感じ始めていた。そんな彼女にキュゥべえは言う。鹿目まどかが魔法少女になれば、才能だけで佐倉杏子を凌駕できる、と。



ネタばれ感想文



 巴マミの理想を受け継いで、正義の魔法少女を演じようとするさやかではあるが、その力は私利私欲に走る杏子にまるで及ばず、気持ちだけが空回りしていく。
 その空回りは、日常生活の小さな綻び、例えば上条恭介がさやかに何も言わずに退院したこと、例えば親友のまどかが自分よりも才能にあふれていること、例えば誰も自分の理想を理解してくれないことで、どんどん悪い方へと転がっていく。

 まどかはまどかで、さやかにも、暁美ほむらにも、自分の言葉が響かないことに焦りを感じ始めていた。自分が魔法少女ではないから、彼女たちに言葉が届かない。しかし、日常を失ってまでも魔法少女になりたいとは思えない。
 そんな悩みを遠まわしに相談した母のアドバイスから、まどかは思い切った手に出るのだが、それが魔法少女とソウルジェムの秘密を暴く結果になるのだった。

 このあたりから、キュゥべえのメフィストフェレスとしての一面が強く表面に出て来るようになる。
 いまある悩みも、これから生じる悩みも、全てまどかが魔法少女になることで解決する。そんな風に、物事の都合の良い一面だけを伝えて来たキュゥべえが、魔法少女になるということの本当の意味でのリスクの一端を明らかにするのだ。

 上条恭介の復活という希望を見たさやかが、今回明らかになった事実でどこまで落ち込んでいくのか。それがしばらくの主眼となるだろう。







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