織田信奈の野望第1話「信奈とサル」

織田信奈の野望第1話「信奈とサル」

　現代の高校生の相良良晴は、ある日突然、450年前の戦国時代の尾張にタイムスリップしてしまった。織田と今川の合戦場に迷い込んだところを木下藤吉郎に助けられたものの、とうの藤吉郎は流れ弾に当たって死んでしまう。
　のちの豊臣秀吉が死んでしまった。あまりの歴史の変化に呆然とする良晴の前に、甲冑を着込み、馬に乗った美少女が現れる。

　その美少女は巧みな剣さばきを見せるものの、馬から降りたところを打ち下ろされ、刀が折れ飛び、絶体絶命のピンチに陥ってしまう。思わず美少女を助けるために彼女の前に飛び出した良晴は、スマホの音声を使って、その場を切り抜けようとするのだが…。

ネタばれ感想文

　しかし、充電切れで失敗。そこに、槍を振り回す巨乳の少女が現れピンチを救われる。その時、逃げていく兵たちは、織田の総大将を打ち漏らしたと言い捨てていくのだった。

　そう、先ほど助けた美少女は、織田信奈といい、織田の総大将だった。巨乳の少女は柴田勝家。良晴の知る歴史とは違い、戦国武将は女の子だったのだ！

　姫大名という、少女が棟梁を務める武家大名が多く活躍する時代に放り込まれた男子高校生の奮闘を描く。とりあえず織田家に仕官し、蜂須賀五右衛門という相棒を手に入れた良晴は、信奈につき従い、斎藤道三との会見に臨むのだった。