ソードアート・オンライン第2話「ビーター」

ソードアート・オンライン第2話「ビーター」

　ソードアート・オンラインにおけるデスゲームが開始されてから一カ月。攻略組はようやく第一層のボス攻略に手をつけようとしていた。呼びかけたのはディアベルという青年だ。彼が主導する中、ボス攻略のためのパーティ作りが始まろうとしていた。
　そこに水を差したのは、キバオウという男だ。彼はベータテスターがビギナー二千人を見殺しにしたといい、彼らに謝罪するように要求する。

　それをたしなめたのは、エギルという大男だった。彼はショップで配られている攻略本が、元ベータテスターの手によるものだと示し、彼らは彼らの役割を果たしているという。

　そして場は収まり、パーティ組が始まった。完全に出遅れたキリトは、同じようにポツンと座っていた人物に声をかける。彼女の名はアスナといった。

ネタばれ感想文

　このまま丹念に描くというよりも、次回はアスナが血盟騎士団騎士団を結成してからの話になるのかな？

　あえてビーターという汚名を着ることを決意したキリトと、彼とは別の道を歩むであろう、同じような精神性を有するアスナの進む道は、アインクラッドを攻略するという上で、必ず交わることになるだろう。

　その辺りは、シリーズ構成の手腕が問われるところだと思う。