花咲くいろは 第6話「Nothing Venture Nothing Win」

花咲くいろは 第6話「Nothing Venture Nothing Win」

　初めてのお給料に歓喜する緒花は、その価値に見合う仕事をしようとさらに気合を入れ直す。

「おはよう、ダメ旅館！」そんなとき、衝撃のあいさつで登場した経営コンサルタント川尻崇子。若旦那が推薦する彼女の提案は、女将には全く受け入れてもらえない様子。
　だが緒花は、彼女の提唱するチャレンジに、喜翆荘と自分の未来への希望を見出したいようだ。

ネタばれ感想文

　だからと言って仲居服をスリットばっちりのチャイナドレスに変えるのは、コンサル提案としてどうなのよ？まあ、コンサルタントなんて名乗れば誰でもなれるから…。
　一体想定している客層はどんな人たちなのかを聞いてみたい。独身男性は増えるかもしれないけれど、女性・家族客は激減するだろうね。

　でも、何か新しいことをしたい、現状を変えたいという緒花の意気込みは消えない。ついに女将に直訴までするのだけれど、そこに豆じいが声をかける。
　そうして連れて行かれた先は、大量のきれいな和服が吊るされた倉庫。そう、昔は女将も新しいことをやろうとして、試行錯誤していたのだ。
　いま思いつくことは自分が初めてではない、歴史の中では誰かが考えたことなのだ。そしてその結果として今がある。

　いきなり結果が残ったわけではないけれど、何とかしようという若者たちの心意気は残った。
　そして影響がもうひとつ。まかないを食べながら思い出し笑いをする徹。一体どんな姿を思い浮かべているのやら…。