恋と選挙とチョコレート第8話「真実！」

恋と選挙とチョコレート第8話「真実！」

　外で酔いつぶれた東雲葉月を合宿棟の男子禁制の女子寮に運び込んだ大島裕樹だったが、出て行くところを他の女子生徒に目撃されてしまい、痴漢として追われることになる。そこを東雲皐月に助けられ、ほとぼりが冷めるまで彼女の部屋で過ごすことになった。
　年頃の男女が他に誰もいない部屋で二人きり。おあつらえ向きに備え付けられたベッドの上で二人が行うのは将棋だ。

　将棋をしていく内に、話題は東雲家の内情に移り変わっていく。なぜ姉の葉月がある日突然家を出たのか。そのことを気にかける皐月。

　ほとぼりも冷め、何とか女子寮から脱出できた大島裕樹は、皐月からキスを迫られてしまう。だがそこに現れたのは葉月だった。

ネタばれ感想文

　一方、大島裕樹が風呂で迫っても手も出さず、それどころか葉月と一緒にいたことを気にする住吉千里は、なぜ自分に本気で対さないのかを、大島裕樹に問いただす。それに対する彼の答えは、ずっと傍にいるが恋ではないという、彼女が望む答えとは少し違うものだった。

　そして夜半。再び一人外で酒を飲む葉月と遭遇した大島裕樹は、彼女から本気の告白を受け、その答えを留保している内に、なぜか葉月が皐月と彼を賭けて勝負する流れになってしまうのだった。

　東雲葉月と東雲皐月の間にある確執の原因が、葉月の口から語られる。それにしても皐月の部屋着は無自覚に扇情的だな。座り直す度にぷるんぷるんするのは何とかして欲しい。