輪廻のラグランジェ season2 第9話「白い鴨川」

輪廻のラグランジェ season2 第9話「白い鴨川」

　二学期も終わり、成績表の返却が行われた。ランとムギナミはまちこ先生からお褒めの言葉を頂けたものの、まどかは成績だけでなく、進路希望を提出していないこともあってお目玉を食らう。
　しかし、クリスマスはジャージ部にとって忙しい日。それに今年は、キリウスとアレイが故郷に帰るため、お別れパーティを開催しなければならないのだ。進路希望を書いている暇はない。

　ランとムギナミと共に、商店街で福引のお手伝いをしたり、幼稚園を回ってサンタとしてプレゼントを配ったり、鴨川シーワールドで聖歌隊に加わって見たり、一日中、お手伝いで大忙し。
　帰っていく3人を、聖夜の雪が包む。みんな一緒の生活は、いつまでも続くように思われた。

ネタばれ感想文

　だが実際には、ランは兄の手伝いをするためにレガリテに帰る予定だし、ムギナミも故郷の星を救うために尽力するつもりだ。彼女たちはずっと一緒にいられるわけではない。でも、どこにいても一つだという思いが、ランとムギナミを将来へと歩ませる糧となっている。

　一方、石板を持って消えたモイドの行方を、アストリアをファロスのメンバーは追っていた。レガリテのディセルマインに問い合わせたものの、モイドの行方は知らないという。しかしアストリアはそれを疑い、デ・メトリオのヴィラジュリオにも問い合わせをするのだった。

　将来に向けてそれぞれの道が分かたれ始める。しかしまどかはいずれの道を進むのか、いまだ決められない。それが決まるかと思えたとき、またもや新たな戦いが始まるのだ。

　イゾは地球に定住しちゃうのかな？





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