織田信奈の野望第12話(最終話)「天下布武」

織田信奈の野望第12話(最終話)「天下布武」

　金ヶ崎の退き口で相良良晴は服部半蔵に爆破され、そのことにショックを受けた織田信奈は、仇討のために比叡山を攻める決意をした。万全の備えをする比叡山だが、そこには近衛の策略が隠されていた。

　信奈を挑発して比叡山の奥まで誘い込み、自ら火を放ってその罪を信奈に押しつけ、信奈を魔王として天下に知らしめる。そんな近衛の汚い謀略に、織田軍は絡め取られていくのだった。

ネタばれ感想文

　一方、金ヶ崎では、服部半蔵たちが相良良晴の身柄を捜索していた。実は爆死したと見えたのはトリックで、相良良晴はまだ生きているのだ。だが、どこに行ったものか見つからない。
　その頃、相良良晴は、明智光秀に救出され、洞窟の中にかくまわれていた。うわごとで寒さを訴える良晴に、光秀は自らの柔肌を持って温めるのだった。

　いや～、こんな風に諸悪の根源が目に見えて、それを叩き切れば解決するほど物事が単純なら、政治家なんていらないな。相当にざっくり、分かりやすくしすぎじゃないか？こんなん見せられたら、将来の有権者たちはきちんと育たないよ。歴史では現実を見せてあげないと。